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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
壁を背にして思いっきり善がりだす私にワタリは
「ベッドに戻るか?」
相変わらず低い声で聞いてきた。
熱に浮かれているのか、最初は怖かった声も今の私には色っぽく聞こえる。
「ふぅ……う……ん……」
「分かった」
うわ言のように答えにワタリははっきりと返してきて、力が抜けている私の身体を太い腕でギュッと包み込んできて
「ジッとしてろ」
頭の天辺に一言囁いた。
「っ――――!!」
短い単語みたいな台詞なのに、さっきまで揉まれていた乳房と同様に胸の奥までググッと掴まれたみたいな感覚だ。
やだ……
キュンとしちゃったじゃない。
身体をスッポリと包む長くて逞しい腕が、どんな状況でも守ってくれる鷲の大きな羽みたいで凄く頼もしい。
この人は、やっぱり優しい――――。
上っ面な優しさよりも、ワタリの不器用な優しさの方が安心出来る気がする。
そんなことにようやく気付けた私は、ワタリを誤解していたことが申し訳なく思えてきて、何となく……
硬い筋肉が盛り上がっている腰にそっと腕を回した。
「ベッドに戻るか?」
相変わらず低い声で聞いてきた。
熱に浮かれているのか、最初は怖かった声も今の私には色っぽく聞こえる。
「ふぅ……う……ん……」
「分かった」
うわ言のように答えにワタリははっきりと返してきて、力が抜けている私の身体を太い腕でギュッと包み込んできて
「ジッとしてろ」
頭の天辺に一言囁いた。
「っ――――!!」
短い単語みたいな台詞なのに、さっきまで揉まれていた乳房と同様に胸の奥までググッと掴まれたみたいな感覚だ。
やだ……
キュンとしちゃったじゃない。
身体をスッポリと包む長くて逞しい腕が、どんな状況でも守ってくれる鷲の大きな羽みたいで凄く頼もしい。
この人は、やっぱり優しい――――。
上っ面な優しさよりも、ワタリの不器用な優しさの方が安心出来る気がする。
そんなことにようやく気付けた私は、ワタリを誤解していたことが申し訳なく思えてきて、何となく……
硬い筋肉が盛り上がっている腰にそっと腕を回した。