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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
端からみたら巨木に掴まっている猿みたいかも……
でも落ちることはないわよね。
気持ちに少し余裕が出てきたのか、口元には笑みまで浮かんでくる。
ポスンッ!
お尻に柔らかい感触が当たった。
考え事をしている数秒間にワタリはベッドまで私を運び終えていた。
「あ……」
「疲れただろ。少し休め」
あんな無理くりしていたようで、ワタリはずっと私の体調を気にしていたくれたんだろう……
労ってくれる言葉が嬉しい。
「はい……」
「じゃぁ抜くぞ。落ち着いたら着替えろ」
ワタリの気遣いに、はにかんで答えると意外な言葉が返ってきた。
「へ!?」
「あぁ?」
「何で??」
「何だ?」
言われた言葉が瞬時に理解出来なくて驚くと、ワタリは片眉を上げて怪訝な顔をしてきたから、端的に確認したのになんだかコントみたいなやり取りになってくる。
「何だじゃなくて!」
「じゃなくて、何だ!」
ギロリ――――
自分でも何が言いたいのか上手く言葉にならなくて、少し感情的に語気が強まうと、かっと見開いたイーグルアイが鋭い眼光を飛ばしてきた。
でも落ちることはないわよね。
気持ちに少し余裕が出てきたのか、口元には笑みまで浮かんでくる。
ポスンッ!
お尻に柔らかい感触が当たった。
考え事をしている数秒間にワタリはベッドまで私を運び終えていた。
「あ……」
「疲れただろ。少し休め」
あんな無理くりしていたようで、ワタリはずっと私の体調を気にしていたくれたんだろう……
労ってくれる言葉が嬉しい。
「はい……」
「じゃぁ抜くぞ。落ち着いたら着替えろ」
ワタリの気遣いに、はにかんで答えると意外な言葉が返ってきた。
「へ!?」
「あぁ?」
「何で??」
「何だ?」
言われた言葉が瞬時に理解出来なくて驚くと、ワタリは片眉を上げて怪訝な顔をしてきたから、端的に確認したのになんだかコントみたいなやり取りになってくる。
「何だじゃなくて!」
「じゃなくて、何だ!」
ギロリ――――
自分でも何が言いたいのか上手く言葉にならなくて、少し感情的に語気が強まうと、かっと見開いたイーグルアイが鋭い眼光を飛ばしてきた。