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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「っ!?」
怒ってる――――!!
『遅いだろ!!』
ドスの効いた低い声が飛んでくると覚悟して、ギュッと硬く目を瞑った――――
けど……
「……やっぱり、一人じゃ無理だったろう」
予想外に優しい声で背中に腕を回してきた。
「え……」
「直ぐ嵌めるから、ジッとしてろ」
ブラのゴムが引っ張られて、背中でモソモソと何かが動いている感触がする。
ワタリが何をしているのか、分かった……。
ホック掛けてくれているんだ――――。
「う……うん……」
恥ずかしさと申し訳なさで、俯き加減になった顔が熱くなってくる。
ワタリは包み込むように私を覆い、頭越しにブラホックを嵌めてくれていた。
プツ……
金具が嵌る小さな音が耳に届く。
「あっ……りがとう!」
慌ててワタリから身を引いて見上げると、眉間にシワを寄せた険しい表情で見下ろされていた。
怒ってる――――!!
『遅いだろ!!』
ドスの効いた低い声が飛んでくると覚悟して、ギュッと硬く目を瞑った――――
けど……
「……やっぱり、一人じゃ無理だったろう」
予想外に優しい声で背中に腕を回してきた。
「え……」
「直ぐ嵌めるから、ジッとしてろ」
ブラのゴムが引っ張られて、背中でモソモソと何かが動いている感触がする。
ワタリが何をしているのか、分かった……。
ホック掛けてくれているんだ――――。
「う……うん……」
恥ずかしさと申し訳なさで、俯き加減になった顔が熱くなってくる。
ワタリは包み込むように私を覆い、頭越しにブラホックを嵌めてくれていた。
プツ……
金具が嵌る小さな音が耳に届く。
「あっ……りがとう!」
慌ててワタリから身を引いて見上げると、眉間にシワを寄せた険しい表情で見下ろされていた。