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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
ドキドキドキ――――。

今日はラブカルのレッスン日。

一週間前のレッスンは、家に帰り着いた途端パッタンキュ〜っと倒れ込んでしまった。

インパクトあったけど、思い出深い?  レッスンになったと思う。

エレベーターが降りてくるのを待ちながら、色々と頭の中に過ぎらせて一人笑みを浮かべた。

「あ……そういえば前にエレベーターが急に停まっちゃったよね……」

あの時、セイジと一緒に乗り合わせていてたから、心強かったけど、別の意味でドキドキさせられたな。

ラブカルに通ってから今までに未体験なことばかり起きて、驚きでいっぱいになるけど、それ以上に楽しくなってきている自分がいる。

「今日の担当は誰だろう?」

レベルアップしてから四人の講師が担当してくれたけど、また同じ講師になる場合もあるわよね?

「ワタリ以外だったら、心の準備も要らないかな〜」

周りに誰も居ないから、つい口に出して言ってしまうと――――

「誰が要らないんだ?」

聞き覚えのある低空飛行の声が、私の後頭部目がけて飛んできた。

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