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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
キュゥ〜ン!
目の前で色っぽい男がネクタイを緩めていく――――
ときめいてる場合じゃないって!!
ヤナセは態を通り越して『本気』スイッチ入れてきている。
「あ……あの……」
「クス……少し狭いですけど……密着は出来そうですね……」
「は……はい」
動揺が隠せない私の脳みそを沸騰させるかの如く、至近距離でヤナセに極上の貴公子スマイルで微笑んできたもんだから、つい素直に答えてしまった。
顔を傾けて徐々に近づいてくるヤナセの頬を撫でていた柔らかい髪の毛先が、今度は私の頬を撫でていく。
ヤナセが……
降ってくる――――。
ぼんやりと思いながら目を閉じると、揺らめくヘーゼルが見えなくなった。
プニィ……
自分の唇に滑らかなモノが宛てがわれる。
ヤナセのキス――――
久し振り……。
少しヒンヤリとしているのがヤナセっぽい。
さっきまであんなにドキドキしていたのに自然と唇を軽く開くと、凹凸に嵌るように唇が重ねられた。
目の前で色っぽい男がネクタイを緩めていく――――
ときめいてる場合じゃないって!!
ヤナセは態を通り越して『本気』スイッチ入れてきている。
「あ……あの……」
「クス……少し狭いですけど……密着は出来そうですね……」
「は……はい」
動揺が隠せない私の脳みそを沸騰させるかの如く、至近距離でヤナセに極上の貴公子スマイルで微笑んできたもんだから、つい素直に答えてしまった。
顔を傾けて徐々に近づいてくるヤナセの頬を撫でていた柔らかい髪の毛先が、今度は私の頬を撫でていく。
ヤナセが……
降ってくる――――。
ぼんやりと思いながら目を閉じると、揺らめくヘーゼルが見えなくなった。
プニィ……
自分の唇に滑らかなモノが宛てがわれる。
ヤナセのキス――――
久し振り……。
少しヒンヤリとしているのがヤナセっぽい。
さっきまであんなにドキドキしていたのに自然と唇を軽く開くと、凹凸に嵌るように唇が重ねられた。