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第26章 LOVE Lesson２ Ｈ

「んっ……」

割と焦らす方のヤナセにしては、やけに展開が早い。

いやいや！  そうじゃなくて〜！
この流れだと、ここでストッキングやら諸々を脱がされてしまう勢いだ。

今日のレッスンは『ソファープレイ』に決定！？

でもきっとヤナセのことだから、色んなシチュエーションを体験させようとしてくれているのかも？

頭の中で色々と考えて自分を納得させようと試みるけど、今までになさ過ぎる展開にやっぱり動揺が先立ってしまう。

「うぅぅ〜！ふぅっ！」

ヤナセに何とか言いたくても、撫で回される口の中は唾液が溢れそうなくらい溜まっている。

ピチャ……クチャ……

赤い池でヤナセの温かい肉びらが、透明な液体の中を潜って私の肉枝に絡まってきた。

「うっ……くぅ……」

口端から透明な筋を描いて、唾液が滴りだす。

自由にされていた舌が捕らわれただけで、身体中も硬直してしまう。

背中を仰け反り気味に固まっている私の太ももをヤナセの手のひらが満遍なく撫で回し始めた。