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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「ふふふ……気持ちいい~。上手だねハヤト」
俺様なのにヤナセに弄られながらも、ちゃんとマッサージしてくれているハヤトへ、素直に感想を伝えると――――
「ふん! 当たり前だろ。俺を誰だと思っているんだ」
ハヤトらしい答えが、返ったきた。
誰って――――『俺様』?
って相当で心の中で答えてしまうけど、敢えて口にはしないでおこう。
威張った言葉遣いでも、口調はちょっと嬉しそうに聞こえたし――――。
粛々とマッサージが行われている向こう側では、何やら盛り上がっているようで、楽しそうな声が聞こえる。
「おい、ナツ! 泡立て過ぎだろ!」
「そんなことないっす! ハナブサさんのスナップに比べたらまだまだっす!」
「これはもはや、抹茶ラテの域も越えていますね」
「これはこれは……コウセイ、遠慮なく召し上がれ」
「えっ! 何で俺が泡を飲まなきゃならないんだよ。責任もって、自分で飲めよナツ!」
「でもさっきコウセイさん、俺の力作のラテアート、壊したじゃないですか~」
「な! ここでそこに戻るのか? 後ろを振り返っていたら、前には進めないぞ~」
「それとこれとは、話が別っす!」
「何をした……コウセイ」
パッシィィィン!
「かくかくしかじか」
「なるほど……コウセイ、それはナツが可哀そうだろ」
「おいおい! いくら宇宙人のヤナセでも、かくかくしかじかで分かる訳ないだろ!」
「流石、ヤナセさん! 凄いっすぅぅぅ~」
「クス……この泡、二人で始末しなさい」
「えぇぇ! 俺やだよ~。泡だけ飲んでも旨くないだろ」
「そんなことないっす! まっちゃクリーミーっすよ!」
パシィィィ――――ン!
「今、めっちゃと抹茶を掛けましたね」
「そうっす! ハナブサさんも、流石っす~!」
俺様なのにヤナセに弄られながらも、ちゃんとマッサージしてくれているハヤトへ、素直に感想を伝えると――――
「ふん! 当たり前だろ。俺を誰だと思っているんだ」
ハヤトらしい答えが、返ったきた。
誰って――――『俺様』?
って相当で心の中で答えてしまうけど、敢えて口にはしないでおこう。
威張った言葉遣いでも、口調はちょっと嬉しそうに聞こえたし――――。
粛々とマッサージが行われている向こう側では、何やら盛り上がっているようで、楽しそうな声が聞こえる。
「おい、ナツ! 泡立て過ぎだろ!」
「そんなことないっす! ハナブサさんのスナップに比べたらまだまだっす!」
「これはもはや、抹茶ラテの域も越えていますね」
「これはこれは……コウセイ、遠慮なく召し上がれ」
「えっ! 何で俺が泡を飲まなきゃならないんだよ。責任もって、自分で飲めよナツ!」
「でもさっきコウセイさん、俺の力作のラテアート、壊したじゃないですか~」
「な! ここでそこに戻るのか? 後ろを振り返っていたら、前には進めないぞ~」
「それとこれとは、話が別っす!」
「何をした……コウセイ」
パッシィィィン!
「かくかくしかじか」
「なるほど……コウセイ、それはナツが可哀そうだろ」
「おいおい! いくら宇宙人のヤナセでも、かくかくしかじかで分かる訳ないだろ!」
「流石、ヤナセさん! 凄いっすぅぅぅ~」
「クス……この泡、二人で始末しなさい」
「えぇぇ! 俺やだよ~。泡だけ飲んでも旨くないだろ」
「そんなことないっす! まっちゃクリーミーっすよ!」
パシィィィ――――ン!
「今、めっちゃと抹茶を掛けましたね」
「そうっす! ハナブサさんも、流石っす~!」