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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「あぁぁ――――! 俺の唯一の仕事を~! こうなったら……残るのはひとぉつ!」

つい数秒前まで落ち込んでいたコウセイが、何やら嬉しそうに目を輝かせ、腕を力強く広げる――――。

あっ! これは若しや、必殺『ぎゅうぅぅぅ』だ!

別に凄く嫌な訳じゃないけど、反射的に身構えてしまう。

「お疲れ様~のスペシャルぎゅうぅぅぅ!」

「わっ!」

スペシャルな上に、コウセイの声の大きさから言っても、かなりの大物『ぎゅうぅ』だ!
これはきっと、思いっきりギュッとされる――――ん?

「ぎゅうぅぅぅ……って、おい!」

「はいはい……これで満足か?」

コウセイは確かに『ぎゅうぅ』をしている。

ただそのお相手がなんと――――ヤナセ様!

ヤナセの顔はからは明らかに笑顔は消えているが、これはこれでレアな光景に思わず凝視してしまった。

「俺は彼女に、ぎゅうぅしたかったんだ!」

「俺に……抱き付けることも滅多にないだろ。喜べ」

「う、うぅぅ……複雑な男心だぜ」

口をへの字にしながらも、コウセイはヤナセに身体に巻き付く腕を離さないでいる。

やっぱりレアケースぎゅうぅだ!

そうなると、妙に興奮してしまう。

そしてこの光景を同じく、真剣に眺める三人の講師たち――――。

「何やってんだか」
「コウセイさんいいな! 俺もヤナセさんにぎゅうぅってされたいっす!」
「ほう……」

三人三様の反応は、三人らしさが表れていて、それが何だか胸がくすぐったくなった。

まだまだ続く『ラブカルレッスン』――――次は一体、どんな講師と濃厚なレッスンをすることになるのかな。

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