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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
――――ちょっと体験してみたいような。
「あ……」
不意にそんなことを思ってしまうなんて、かなりラブカルに感化されてしまっているのか――――。
「いかが……されました」
そんなことを考えながら向けた視線の先には、歩く芸術が美しく微笑み掛けてくる。
絶対、この人のせいだよね?
感化された理由に、自分でも納得してしまう。
「いえ、やっぱりラブカルは楽しいな~って思いまして……」
「クス……ありがとうございます」
白々しい取り繕いだけど、美しい講師は優しく笑ってくれた――――。
カタカタカタ――――。
レッスンの締めの合図のように、軽快にキーボードを叩く音が響く。
「次のレッスンは……如何されますか?」
「えっと、次は……」
少し違和感を感じていると、思いっきり顔を顰めたコウセイがパソコンの画面を隠すように覗き込んできた。
「おい、何で受付け担当が居るのに、ヤナセが次のレッスンの予約受付しているんだよ?」
「あぁ……いつもの癖で、失礼」
そう言いながらもヤナセはキーボードを叩く指を止めことなく、次回の予約を完了してしまった――――。
ヤナセの指先がエンターキーを押した瞬間、コウセイは一気に肩を落とす。
「あ……」
不意にそんなことを思ってしまうなんて、かなりラブカルに感化されてしまっているのか――――。
「いかが……されました」
そんなことを考えながら向けた視線の先には、歩く芸術が美しく微笑み掛けてくる。
絶対、この人のせいだよね?
感化された理由に、自分でも納得してしまう。
「いえ、やっぱりラブカルは楽しいな~って思いまして……」
「クス……ありがとうございます」
白々しい取り繕いだけど、美しい講師は優しく笑ってくれた――――。
カタカタカタ――――。
レッスンの締めの合図のように、軽快にキーボードを叩く音が響く。
「次のレッスンは……如何されますか?」
「えっと、次は……」
少し違和感を感じていると、思いっきり顔を顰めたコウセイがパソコンの画面を隠すように覗き込んできた。
「おい、何で受付け担当が居るのに、ヤナセが次のレッスンの予約受付しているんだよ?」
「あぁ……いつもの癖で、失礼」
そう言いながらもヤナセはキーボードを叩く指を止めことなく、次回の予約を完了してしまった――――。
ヤナセの指先がエンターキーを押した瞬間、コウセイは一気に肩を落とす。