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第5章 LOVE Lesson 2人目

見上げる頬がサラサラの髪にくすぐられる…。

「あ…。」

「続き…再開しますね…。」

ヤナセはそう言って、被さる様に頭を近付け、鎖骨を咥え横になぞりだした。

「んっ…ぁ…。」

キスの余韻と柔らかい唇の感触に、ヤナセのペースに一気に引き寄せられる。

チュ…チュ…。

リップ音を鳴らしながら、鎖骨や胸元、首筋と触れていく。

「あんっ…。」

掛けられたローブの中に手が入り、腰から少しずつ上に上がって、膨らみに達する。

「はぁ…ん…。」

下の丸みを乳房の形にそって撫でる。

寒気に近い感覚が走り、ゾクッと小さく震えてしまう。

「胸…柔らかいですね…。」

ヤナセは耳元で囁きながら、五本の指が乳房を掴んだ。