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“男と女”の小噺集
第1章

第55話 『バカップル』その3
日曜日の夕方だった。
街で、前を歩いているカップルの会話が聞こえてきた。
男は腕時計をしきりに見ていた。
女はそれを見て面白くない様子だった。
女:「ねえ、さっきから時間ばっかり気にしてるけど、なんなの? せっかくの休みなのに……」
男:「ちぇ、おっかしいな……」
女:「どうしたの?」
男:「また腕時計壊れたみたいなんだ、いつもはこんなことならないのに……君といるといつもこうなんだ……」
女:「え、なんで……そんな言い方、ひどいわ……」
男:「どうしてだろう? 君といると、時計が早回りして、時間があっという間に過ぎるんだ……」
女:「(///∇///)」
えーと、時空のかなたに蹴っていいですか?
完
日曜日の夕方だった。
街で、前を歩いているカップルの会話が聞こえてきた。
男は腕時計をしきりに見ていた。
女はそれを見て面白くない様子だった。
女:「ねえ、さっきから時間ばっかり気にしてるけど、なんなの? せっかくの休みなのに……」
男:「ちぇ、おっかしいな……」
女:「どうしたの?」
男:「また腕時計壊れたみたいなんだ、いつもはこんなことならないのに……君といるといつもこうなんだ……」
女:「え、なんで……そんな言い方、ひどいわ……」
男:「どうしてだろう? 君といると、時計が早回りして、時間があっという間に過ぎるんだ……」
女:「(///∇///)」
えーと、時空のかなたに蹴っていいですか?
完

