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“男と女”の小噺集
第1章

第56話 『バカップル』その4
花火大会の夜だった。
前で、花火を見上げている浴衣姿のカップルの会話が聞こえてきた。
女:「わあ~! きれ~い!」
男:「もういいよ、行こう……」
女:「え、何で? 今始まったばかりだよ」
男:「あの花火は、君のきれいな横顔を輝かせるための導火線の役目でしかないよ、そして君のその横顔は、俺の大砲の導火線に火をつけてしまった、行こう、静かなところへ……」
女:「(///∇///)」
えーと、消火器で消火訓練していいですか?
完
花火大会の夜だった。
前で、花火を見上げている浴衣姿のカップルの会話が聞こえてきた。
女:「わあ~! きれ~い!」
男:「もういいよ、行こう……」
女:「え、何で? 今始まったばかりだよ」
男:「あの花火は、君のきれいな横顔を輝かせるための導火線の役目でしかないよ、そして君のその横顔は、俺の大砲の導火線に火をつけてしまった、行こう、静かなところへ……」
女:「(///∇///)」
えーと、消火器で消火訓練していいですか?
完

