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unbalance
第39章 カレー
相馬の顔が、ベッドの縁に腰掛けた私の膝の間に割って入る。
私の下着を見つめながら、性急にズボンとパンツを降ろす。
押さえつけられていた圧力から解放されて、ソレが跳ねるように上を向く。
相馬の顔が、私の下着に近づく。
だめ、膝を閉じなきゃ。
恥ずかしいのに。
相馬の手がベッドの下で動いている。
視界には入らない、けれど、たぶん握って、自分で、シてる……。
私の恥ずかしいところを、凝視しながら――
「染みてきちゃったね」
「やっ……」
「見られてるだけで、感じた?」
だって……っ!
だって、相馬が触って、いや、むしろ触らないで、じらすから……っ!
「美愛のエッチ」
「……っ、どっちがっ!」
「俺はエッチだよ。言ってんじゃん」
ず、ずるい……! いいよね、開き直れるキャラの人は!
「美愛は? ねえ、美愛は?」
荒い息を、下着の脇の太ももに感じる。
「美愛」
相馬の声が震えている。
「もっと見ちゃ――だめ?」

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