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ココロのアナ
第6章 躾②



「しかも企業説明してるのに
修の顔ずっと赤らんでて
息遣いも荒くなってて
色っぽかったんだよね
今でもあの表情は忘れない
何で俺がプラグ渡したか
もう…分かったんぢゃない?
あの時トイレで渚先輩に
玩具入れられてたよね?
説明会終わった後も後を付けてたんだ
そしたら案の定…
トイレの個室入ったから
隣の個室に入って耳澄ませてた」




ストーカーみたい?なんてふざけて笑うが
俺は1つも笑えなかった。



「渚先輩が
《プラグ自分で出してみ》って
《広がってるから俺のチンコ簡単に入るよ》って
俺初めて聞いた言葉だったから
調べたんだよね…プラグって
そしたら画像出てきたの修にあげたやつ」


「っ…」
言葉が何もでてこない…


「もうそれからは修に会いたい一心で
就職活動しましたよ…
もう一度あの高揚した顔がみたくてね
見事入社でき、修を捕まえたって事。」




緊張かそれとも動揺か…
喉が乾きコーヒーで
カラカラになった口内を潤す。



「理解できた?」



グシャっと煙草の火を消し
何も言えずにいる俺に…



「修…俺があんたを飼ってやるよ」



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