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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目

別荘に到着したのは
17時過ぎぐらいで。

初めて来た妹夫婦は
入口から建物を見上げて
その…規模に驚いていた様子だった。

『これはいい別荘だね、水嶋君』

『今は…淡路での仕事も
増えて来てるんで、前よりも
ここで泊まる機会増えてる感じですね…』

美咲さんの夫の大樹の言葉に
別荘の持ち主…の一族である
水嶋有翔が返事を返した。

『さぁさぁ、そんな所で
つっ立っとったってしゃーないさかい、
別荘の中、入ってぇや』

玄関のドアを開いて
來翔が中に入る様に促して来て。
ぞろぞろと前の人に続いて
大きな別荘の中に入って行く。

玄関から中に入ると
廊下の向こうに窓が見えていて
リビングの一面の窓からは海が見える。

『雨、止んで良かった…
この感じだったら外で
バーベキューが出来そうだね』

テラスには屋根がある所があるから、
焼くのはそこで焼いて
こっちの方にも行き来が
出来る感じにして置けば
食べるのはリビングの所でも
ダイニングテーブルでも
出来る感じにしよかと
そう有翔さんが算段をしていて。

ちょっと休憩したら、
バーベキューしようかって感じで。
今は、ちょっと一休する事になった。

來翔さんが、初めて来た
4人に自分の別荘を案内していて。
私は畳の所で、お昼寝している大和を
港斗くんと見守っていたんだけど。

『お天気心配してけど
無事に持って良かったですね』

「うん、カヤックにも乗ったし…
玉ねぎも…ゲットできたもんね」

有翔さんがキッチンに立っていたから
お手伝いをしましょうかと
大和は港斗君に預けて声を掛けると
BBQ自体は下拵えが全部で来てて
冷蔵庫に焼くだけの状態で
スタンバイして貰ってるから。

港斗君が寄付してくれた、玉ねぎを
BBQで焼きやすいようにカットしようかと
声を掛けたらホイル焼きにするからと
ホイル焼きにする為の下拵えを
して置いてと言われて、
準備をしている有翔さんの隣で
手を洗って身支度を整えて。

港斗君がゲットした淡路島産の
玉ねぎの下拵えをして行く。
とは言ってもホイル焼きにするから
頭とお尻?をスパっと切って
皮を剥いて放射線状に6当分にして
皮の代わりにアルミホイルで包むだけだ。




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