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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目

と…彼が言って、
和室のリビングスペースの奥にある
小さな坪庭が眺められる半露天風呂の
お湯張りをしに行ってくれて。

「凄い、坪庭になった半露天風呂…」

『窓開けながら入ったら
波の音が聞こえて来そうですね…
っと、雨降って来てますね…。
雨の音を聞きながらも…
半露天風呂なら…出来ますよね?』

露天風呂だと…濡れちゃうけど
半露天風呂だったら確かに
雨の音を聞きながらもお風呂に入れる。

「明日は…何をさせてくれるのかな?」

瓦のコースターは作るって聞いたけど
他にも何かさせてくれるみたいだし。

『ちょっと調べてみましょうか…』

そう言いながら旦那さんが
自分のスマホで検索をしてくれて。

『色々ありますねぇ…』

「でも…何か…前の時もだけど
こんなに…色々して貰っちゃって
良いのかなぁって気がしちゃって…」

『あの双子は…って言うか、
來翔が小さい頃からあんな感じだから
それを有翔がフォローしてるって
言う感じであの双子は
上手い事…バランス取れてる…んでね。
お礼言って、楽しめば良いんですよ』

そんな話をして、同じスマホの画面を
見ている内にお互いの肩と肩とが
ぶつかる感じの距離になっていて。
旦那さんがこっちの腰に
腕を回して来て引っ付いてる身体を
更に…彼の方へと引き寄せられてしまう。

「み、…港斗…君…まだ……」

『身体洗ってる間に、
丁度いい位になると思いますよ?
シャワー…浴びましょうよ…一緒に』

お湯張りが出来てないと言うと
身体を洗ってる間に終わると彼が言って
こっちの…着ている服を…
脱がそうとして捲って来る。

「やっ…、じ、自分で…脱げるからっ…
お手伝い…は…、しなくて…良いのッ…」

『でも…僕がしたいんだったら
しても…良くないですか?ダメです?
僕は、奥さんのお風呂の準備の
お手伝いがしたいなぁ~~、したいなぁ~』

「……う…うう゛ぅ…ッ…」

『ねぇ~、巴…、したいなぁ~』

「………………」

『巴さぁ~ん、良いでしょ~?』

「………ぃ…ぃ…よ…」

ガバッ…と港斗君に抱きつかれて
ぎゅううと抱きしめられてしまって。

『巴~、大好きですっ』

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