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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第10章 淡路島2泊3日の旅 2日目
この辺りにも…海沿いに別荘が
何軒か立ち並んでいて。
その殆どが…双子の親戚の人が
やっている貸別荘なのだそうだ。
巴がキッチンに向かうと…
キッチンからいい香りがしていて。
有翔の後姿が見えた。
キッチンに立っていた有翔が
巴の姿を見つけて、その顔が
フッと笑顔に変わった。
『やっぱり…来るんじゃないかなって
そんな風に思ってたけど、
来てくれたんだね…、お手伝い
頼んでもいい感じ?』
「手伝いをするつもりで来たので…
何をしたら良いですか?」
『じゃあ、サラダ…作るの
巴さんに、お願いしてもいい?
ドレッシングは淡路島の
玉ねぎのドレッシングあるから』
有翔さんは鯛の頭を煮つけに
している最中で、
グリルでは鯛の切り身を
塩焼きにしている最中の様だった。
冷蔵庫にあるお野菜も
淡路島の農家さんから
朝に…届いた今朝取れの
新鮮な野菜たちで…。
綺麗に洗ってサラダにして行く。
そうしてる内に美咲さんの
ご夫婦がリビングにやって来て
お手伝いはあるかしらと声を掛けてくれて。
テーブルの上を綺麗にして貰って、
サラダをお皿に盛り付けるのを
美咲さんにお願いをした。
私は…有翔さんと一緒に
出し巻き玉子を…2ヶ所で焼いて。
港斗君が不満そうに来たから
彼にはコーヒーを淹れる仕事を
有翔さんから任命して貰った。
コーヒーが入った頃に、
葵ちゃんと小林君が来て。
朝からシャワーを浴びましたって言う
いい香りを2人してさせていたから。
有翔さんと、港斗君と
3人で思わず顔を見合わせてしまって。
多分私は顔に出ちゃってたかもだけど。
有翔さんがもう出来るから
プレイルームで遊んでる
妹一家を呼んで来て欲しいと
葵ちゃん達にお願いしていた。
朝食のメニューは、
昨日の真鯛のアラのお味噌汁し
鯛の頭の煮つけ。
鯛の切り身の塩焼きに、
鯛の昆布締めに三杯酢が掛かっていて
それにきゅうりの塩もみが
添えらえれた小鉢。
サラダと、出し巻き玉子。
それから淡路島のブランド豚の
淡路島えびすもち豚を使った
ソーセージのボイルが添えられている。
それから、ご飯のお供に
お土産として人気の淡路島の
茎わかめの佃煮と玉ねぎの佃煮。