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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第10章 淡路島2泊3日の旅 2日目
北坂養鶏場の生卵が添えられて居て
大江のり…まであるから、
ご飯が…何杯でも食べられそうだ…。
北坂養鶏場の玉子を
玉子かけご飯にしても美味しいけど。
玉子の殻に入ったプリンが有名で
淡路島のお土産でも人気だ。
『あっこの養鶏所も…鳥インフルで
鶏処分せんなんかったらしくて、
大変やったらしいで?』
大和とプレイルームで遊んでいた
有翔さんが寝ぐせが付いた頭で
寝巻のままの恰好でリビングダイニングに来て。
先に恰好を何とかして来てくれる?と
有翔さんに言われて、支度をしに
一回部屋に戻って寝ぐせ直して
着替えをして戻って来て。
それから朝ご飯タイムになったんだけど。
まだ時間があるからと、
來翔さんは大和と
プラズマカーで暴走して遊んでいて。
その間に…美咲さんが
ハンドマッサージをしてくれて
妹がメイクにひと手間加えてくれて。
朝一番よりも綺麗にして貰って。
マイクロバスが迎えに来てくれて、
向かった先は…ここから10分も
掛からない場所にある。
淡路瓦の工場に併設された
土坐と言う名前の体験工房で。
余りにもお洒落な空間で
妹が写真を撮りまくってたんだけど。
ここはカフェスペースでもあり
体験工房として淡路瓦の
コースターやその他にも
瓦の素材の土を使った
アクセサリーを作る事が出来るらしい。
『何か…あそこみたいですよね?』
と、隣に居た彼がそう
こっちに声を掛けて来て。
彼があそこと言っているのは、
ぷち新婚旅行に来た時に訪れた
土のミュージアムの事。
ここにもそれを感じる事が出来て、
なんとも言えないお洒落な空間が
土壁でできていて、コースターを
展示している壁の土台も
土壁の一部を盛り上げて作ってある。
淡路瓦のコースター作りは、
制作時間は2時間ほど。
大和にはもッと簡単に作れる
島音坐の分で予約をしてくれていた様だ。
こっちは四角の土台を綺麗に均して
その上に貝殻とか木を押し付けて
それをスタンプみたいに柄を付ける物。
コースターの方はオリジナルでも
作る事が出来るし、予め用意してある
デザインから選んで作る事が出来る。
デザインも豊富で悩んでしまう…。