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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第11章 淡路島2泊3日の旅 2日目 ~夜~
双子は…お金は要らないって
言ってたけど、こっちが払うからって
小林君からも大分言って貰って。
1人3万円って金額で
最初にこっちが提示した額よりも
かなり…値切られてしまったんだけど。
渋々それを納得させたとは言え…、
この…2日間の…費用と言うか
経費を考えたってどう考えても
マイナス勘定にしかならないんだから。
最初の日のあの…釣り堀の
1区画貸し切りだって、本来は
5時間で12万円するらしいし。
それを半分の時間だから
半額の6万にして貰ったって
そんな風には言ってたけど。
そんな問題でもないし…。
その後に、シーカヤックにも
乗せて貰ったりもしたし。
あれだって…グループ割りとか
あったとしても…きっと
それなりにこの人数ならするだろうし。
そもそも…BBQとかのお肉とか
海鮮とかだっていい物を
揃えて貰ってるのは分かるし…。
あの…山本さんは運転手として
日当を支払って来て貰ってるって
そんな感じに言っていた訳だし、
自分の会社の所有するバスって
言っても幾らかは支払ってるだろうし。
今日の瓦のコースターも
それなりに体験費用が掛かってるハズ…。
『明日、ライト達には多めに
渡しとくつもりなんで…、
嫌がりそうですけど、双子には
そのままで受け取らせましょうね』
そんな話を旦那さんと
一緒に頭と体を洗いながらしていて。
お風呂に…ゆったりと…一緒に浸かる。
『こんな感じの…お風呂も良いですね…』
「うん、このお部屋は
和風のテイストでお庭も
和風の坪庭だもんね…
ここだけ温泉旅館みたいで…」
お風呂から上がって、歯磨きをして
私の髪の毛にドライヤーを掛けながら、
旦那さんが何か鼻歌を歌っていて。
ドライヤーの音でかき消されてるから
何の歌なんだろうって思ってたら、
合間に…ちょこっと聞き取れて。
「ずっといっしょ……?」
『違いますよ、巴。
ずっといっしょじゃなくて
ずうっといっしょ!ですよ?』
「ずうっと…いっしょ……」
『何言ってるんですか、
そんなの当たり前じゃないですか…。
僕と、巴はずっと一緒ですよ?
まぁいつも一緒でもありますけどね…』