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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第16章 ホテル ベノアリゾート
確かにそれもその通りなので
上りのエレベーターに乗って
1階から4階へ移動する。
エレベーターを降りた先の
案内表示に従って移動して行くと。
418号室のドアの前で
チカチカとランプが点滅していて。
カチャと…彼がドアのノブを回して
ドアを開いてくれて、こっちに
どうぞと中に入る様に促してくれる。
ラブホテルあるあるだけど、
ドアの先は玄関スペースで
その先にもドアがあるから
まぁ外にあの時の声が漏れたりとか
逆に廊下の声が中に聞こえない様にって
そんな感じの配慮…でこうなってるんだろうけど。
履いていた靴を脱いで
上り口に並んでいるスリッパに履き替えた。
部屋に入る方のドアを開くと、
いよいよ、お部屋と対面になる。
『画像では見てたんで、イメージは
してたんですけど、凄い、良いですね』
落ち着いたトーンの木目調の
内装はラブホテルと言うよりは
普通のホテルに来てる感じで。
ソファの1つを見ても、
高級感があってお洒落な感じだし。
全体にオリエンタルなテイストを
感じさせるような内装になっている。
3人掛けのソファと
2人掛けのソファがL字に
なるように配置されていて。
大きめのサイズのガラストップテーブル
食事をするには十分過ぎる
サイズの物が置かれている。
その奥にも、もう1つ
小さめのサイズのガラストップ
テーブルが置かれていて。
1人掛けの椅子が2つ
テーブルを挟んで置かれていた。
ブラウンのカーテンが…続いてて
かなり大きな窓が、部屋には
設置されているみたいな感じで…。
こっち側のリビングの方から、
あっち側のベッドがある方まで
ずーーーっと大きな窓になっているみたいだ。
『凄い…あっちまでずっと
カーテン…続いてる感じですけど、
このサイズの窓だったら…
こっち側の壁一面窓って事ですよね?』
「カーテンの向こうどうなってるか
カーテン開けて見てみようか?」
あれこれと話をするよりも、
このカーテンを開けて見る方が
考えているよりも早いので。
ジャッ…と一度では…開ききれない
特大サイズのカーテンを開いて行くと。
「えっ…、これって…っ…」