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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第16章 ホテル ベノアリゾート
カーテンの向こうは……
一面…壁が全部窓になっていて。
『これは…過去一ヤバい…ですね…』
「凄…ッ…、え?これ…
お部屋にあの入口にあった
壁が噴水みたいになってるやつあるよ?」
ホテルのロゴこそはないけど、
石のブロックを積み上げてある
壁みたいな上から水が
カーテン状の滝みたいに落ちて来る
そんな…中庭?みたいな
エリアがあって…、地面には
青々とした人工芝に四角い飛び石が
ずっと…入口側から奥へと続いていて
その先に…階段があるのが見える。
『あ、巴…ここから扉を開けて
この外…に出られますよ?』
そう言って港斗が大きな窓の
一部がガラス戸になっている部分を
ガラガラと音を立てながら開いて。
その通路みたいになっている
お庭の様な道の様な所を
進んで行くのでそれに着いて
巴も部屋から外に出た。
『上も…木材が…日除けと言うか
目隠しみたいにして見えない様に
なっている感じですね…』
とは言え…、雨を避けるには
その木材の様な物は
等間隔に配置されているので
雨を全部よけ切れないし
今日はお天気だから大丈夫だけど
雨の日だと濡れちゃうけど…。
壁の水が滝になる様な
噴水の先の部分は、
屋根からの木材がフレームの様に
□…の様に覆っている場所に
3段ほどの階段の先はなっていて。
今居る場所よりも少し床を
高くしてあるみたいだった。
『プールかと思いましたけど
これ…こんな形ですし、露天風呂ですね…』
お洒落なラタンの
デッキチェアとお揃いの
ラタンのテーブルがあって。
ここは…完全にバリっぽい。
露天風呂は石で出来ていて
それもちょっと変わった感じの
四角を二つ並べてわざと
ちょっとずらしたような形をしてる。
このお洒落なバリ風の露天風呂に
入りながらテレビが見られる感じに
なっているし、お外にも
お洒落なシャワーがあって。
『今まで泊った普通のホテルよりも
この部屋の方が…豪華かも…ですね…
って、これ…この先から
部屋の中のお風呂に入れますね』
ぐるっとお部屋を周り込んで
一番奥に露天風呂があって、
露天風呂側から室内風呂に
出入りが出来るドアがある。