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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第17章 2024年10月8日~11日
結婚生活は順調なのかと
聞くまでもないとは…、
そんな風に双子の
片割れの有翔さんには言われたけど。
私と彼との新婚生活は…、
今月の26日になれば
2ヶ月…って事になるんだろうけど。
順調すぎるほどに…順調な感じだ。
『あ、ミナトが言ってたけど…。
今度岡山に旅行に行くんでしょ?
ミナト、美術館好きだし。
大原美術館行くの楽しみだってさ』
「ええ、倉敷の美観地区の辺りとか
牛窓に行きたいみたいで…。他にも
美術館行って、芸術の秋したいみたい…」
港斗君は…美術館巡り好きみたいで。
付き合い始めの頃とか、
お付き合いをしてる時とかも…。
美術館には…行ったりは…
たまにしてる…感じで。
今回の…岡山旅行の最大の目的は
倉敷にある大原美術館に行く事…みたいだし。
私は美術館好きってほどでもないけど、
美術館の雰囲気とか色々と
アートな作品に触れたりするのは
全然苦手でも苦痛でもないから。
色々と…連れていて貰えて
私は…嬉しいし楽しいと思ってるんだけど。
『巴さんが、一緒に美術館
楽しんでくれる人で良かったって』
と…港斗君が、有翔さんに
していた話を聞かせて貰って。
一緒にコーヒーの日本酒割りを
飲みながら話していると、
お湯張りが出来たと…給湯器から
完了のメロディと音声が流れて来て。
お客さんの有翔さんに
お風呂に行って貰って。
私はその間に、このテラスハウスに
引っ越してくる前に同じ垂水の中の
アパートで半同棲してた頃に
自分のシングルベッドじゃ彼と
一緒に寝たりできないからって
彼がAmazonで購入した脚付きのマットレスに。
敷パットを敷いて、枕を置いて
有翔さんがここで寝れる様にして。
來翔さんは…このままここで
寝ちゃうかも知れないけど
カウチソファの方も…
寝れる感じに簡単に整えて。
そんな事をしている間に、
有翔さんがお風呂から戻って来て
ぐうぐう寝てる來翔さんを起こして
お風呂に入りに行かせてくれて。
『巴さん、寝る所
準備してくれてありがとう』
「いえ、そんな…
大した事は…してない…し…」
來翔さんがお風呂から
シャワー浴びるだけ浴びて戻って来て。