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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第17章 2024年10月8日~11日
お好み焼きパーティーが
終わる頃には…
空になったビールの缶が
沢山テーブルの上にある感じで。
そして毎回のお約束みたいに
港斗君と、來翔さんは
リビングのラグの上で寝ちゃってて。
お酒に強い有翔さんはまだ
飲み足りない感じで、
無糖のレモンサワーの原液を
濃いめに割って飲みながら
私が片付けを…しているのを
手伝ってくれている感じで。
『巴さん、これはこっちでいい?』
「あ、はい…ありがとうございます」
こう…家にご招待する度に
家のキッチンの内情を…
有翔さんは把握して行ってる感じに
なりつつあるよなぁ…って。
『ミナトさ、今日顔
ゆっくり見て思ったんだけど、
結婚してからちょっと太った?』
「それは本人も…言ってたんですけど、
前よりジムに行く頻度も…下がってるし。
こう…外食とか旅行とか…行くし…
つい…デートとかでも美味しい物
沢山食べ過ぎちゃう…って…」
それは…港斗君だけじゃなくて
私も…その通り…ではあるんだけど。
『幸せ太りって…やつ…?』
「ジムも…定額制だし…
行かないと…勿体ないだけなんですけど…」
何だかんだって、今日がジムに行く日
って決めた…水曜日だった訳だし。
明日…は、ジム…今日のこの分も
身体動かさないと…だよなぁって。
そんな感じの事を考えながら、
夕飯の片付けをして
いつもはデロンギの
コーヒーメーカーで旦那さんが
コーヒーを淹れてくれるんだけど。
旦那さんは…お友達の來翔さんと
酔いつぶれて寝ちゃってるから。
コーヒーは自分と、有翔さんの分を淹れて。
有翔さんが持参して来ていた
日本酒でコーヒーを割って。
日本酒のコーヒー割りにして。
いつもならお湯張りをしてる間
彼とイチャイチャしてる
カウチソファにちょっと
微妙な距離で座って。
それで乾杯をして飲みながら…
待っていたんだけど。
『アイスコーヒーも良いけど、
これからの季節は
ホットコーヒーで美味しい季節になるね』
意外な組み合わせかも知れないけど。
コーヒーに香りが華やかな
日本酒は…かなり相性がいい。
「日本酒コーヒー美味しい…」
『ミナトとの結婚生活は順調?
って聞くまでもなさそうだけど…』