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第17章 ２０２４年１０月８日～１１日

「んぁあ、あっ、…ああぁ…んんッ」

その彼の腰の動きに合わせて
小さな快感の波が来て、
その波に合わせて声が漏れ出る。

グググ…っと腰に腰を押し付けて来て
グリグリと腰をグラインドされると。
中を彼のペニスにかき混ぜられて
亀頭を子宮口に押し上げられて。

ピストンされるのとは違う、
グラインドされる時の…じんわりと
中から全体に広がる甘い痺れに
愛液が…トロトロと溢れて来て
中が蕩けて行く様な…錯覚を憶える。

「んああぁ…んんっ、溶けちゃうッ
あっ、…あぁあっ…繋がってる所
あっ、あっ…、溶けちゃう…ぅんッ」

『巴……、僕も…巴の中…
熱くて…トロトロで…、
チンコ…溶けちゃいそうですよ…』

そう言いながらキスをして来て
ヌルヌルと…舌で舌を絡め取られて
ねっとりと…唾液を交換し合うような
そんな…甘く濃密な口付けに、
クラクラと…眩暈の様な感覚を憶える。

「んっ…んっ…港斗…ぉ…んっ
んんん……、みな…と…ッ…」

『……ん…、巴…』

とちゅ…とちゅ…と腰を打ち付けて来て。
浅く浅く…抜き差しをされて
どちゅ…ん…と深く楔を
一番奥にめがけて打ち込まれる。

「あっ、…あぁあっ…んんっ
あっ、あっ…、ああぁあぁんッ！！」

グイっと…片方の足を持ち上げられて
正常位の状態から、松葉崩しになって。

トチュ…トチュ…トチュッ…ンッ…と
奥の深い場所を亀頭でピストンの
度に彼が何度もノックして来て。

「ああぁっんんっ、来てるっ…
あっ…、あぁあんッ…深いっ…
ああぁあぁん、アンッ…、ンんンッ…」

腰に腰を密着させて
奥をぐりぐりぃ～と腰を
グラインドさせて奥を責めて来られて。

片足を持ち上げていない方の手で
こっちの手に指を絡めて
繋いできてギュっと握られる。

手を…繋いで…その手をギュッと
彼に握られてしまうだけで、
それまで感じていた快感が
数倍にも一気に膨れ上がった。

「んぅ…あぁあぁん！あっ
ああぁあ゛、ああああんっ
あっあっ、あああああ゛あああん！」

手を繋いだままで腰の動きに
彼が緩急をつけて、今度は
グラインドしてた腰を
押し付けたままで細かく揺すって来て。