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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第17章 2024年10月8日~11日

色んな人の綺麗になりたいを
お手伝いするのが、美咲さんの
趣味であり生きがいなのだそうだ。

ブライダルエステも私は
美咲さんにお世話になる気満々だし
他のサロンに行きたいとかも
そんな風にも…思ったりはしない。

昔…ホットペッパービューティーで
某有名チェーン店のエステサロンに
お誕生日割引みたいなので、
割安で行った事あるんだけど。

施術は確かに…上手いんだけど
何と言うか…事務的な感じで。
安いのはその初回だけだし…
それ以来…そこには
行く事はなかったんだけど…。

『お待ちしてました、友坂じゃなかった
生田さんに…、蛯名さん。
ハーブ蒸しのハーブは、
いつものハーブのブレンドで
ふたりとも良かったかしら?』

その日の気分とか体調で
ハーブのブレンドを
数種類の中から選べるんだけど。
色々最初試して、気に入ったやつで
私も、葵ちゃんも固定になってるから。

もう…、すでにそのブレンドが
出て来る感じになっていて、
いつもあれって言えば美咲さんが
用意してくれるみたいなぐらいになってる。

葵ちゃんは夜勤の前とか
夜勤の後とかにも来てるみたいで。
夜勤の後の疲れた身体を
美咲さんのサロンで癒して貰ってるみたい。

『あ、そうそう、生田さんもね
良く…身体に彼が残した跡が
知らない間に残ってるって事あったわよね?』

結婚してからは…そう言えば
跡を残されまくる…のは
無くなった…けど…、結婚して
奥さんになったから自分のって
アピールをしなくても…、
私の左手の薬指に印があるからって
言う事なのかも知れないけど…。

「もって、事は…もしかして」

『ちょっ…、言わないで下さいよぉ~
やぁあ~ん、ちょっと美咲サン
恥ずかしいじゃないですかぁ~』

そう言って葵が真っ赤になった顔を
片手で隠して覆いながら、
バシバシと美咲の背中を叩いていて。

葵ちゃんって身体は小さいけど
声も凄い良く通って大きいし、
身体のサイズの割に…
結構…パワーがありそうだな…。

って…叩かれている音を聞いて
そんな事を思ってしまっていて。


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