この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第17章 2024年10月8日~11日
『でも…この前の…淡路島の時に
2人の…旦那さんと彼氏さんを
ゆっくり見せて貰っちゃったけど…、
ふたりとも…素敵な2人に
ぴったりの素敵な人で良かったわ』
っと嬉しそうに自分の
妹か娘か何かの事の様に
美咲が手を合わせて話していて。
「でも…美咲さんの旦那さんも
紳士的で素敵な方…でしたね」
『うふふ、そうでしょ?
とっても…優しいのよ…あの人』
まぁ…美咲さんみたいな人が
奥さんだったらずっと
穏やかでふわふわした気分で
過ごせてきっと、旦那さんも
幸せだろうなぁって思っちゃって。
私達がハーブ蒸しをしてる間は
別のお客さんの予約があるらしく
2人でゆっくりしててねと
美咲さんをハーブ蒸しを
受けながらお見送りをして。
美咲さんが施術をしてる間、
こうハーブ蒸しの時間を
サービスして延長して貰っちゃって。
『2人共ごめんなさいね…、
お待たせしちゃって…。
あのこの前の淡路島ね、
うちの主人もね、大勢で
賑やかなのってあんまりないから
すっごく…楽しかったみたいなのよ』
と…自分の旦那さんの話をする
美咲さんの姿を見ていると、
自分と港斗君も…美咲さんのご夫婦みたいに
いつまでも…仲良し夫婦で
居たいなぁって…そんな風に思ってしまって。
毎日一緒に過ごしてるのに、
早く…帰りたいなってなって。
2人と別れた後の帰り道も…
ウキウキしながら帰っていたんだけど。
丁度帰り道に…実家の近くを
通りがかったんだけど…。
…あれ…、今…誰かいた?
ウロウロと…家の周囲を…
様子を伺う様にして
うろついている人影が見えて。
もしかして…今時…良くある
闇バイトの…強盗集団が
うちの…実家をターゲットにしてるとか?
と…思わず…ちょっと離れた所から
その様子を…見ていたんだけど…。
しばらく…様子を見ていたら
ガラガラっと家の玄関が開いて
妹が…その男に対して
警察呼びますよと言ったら
その男は逃げる様にして…
実家の前から…去って行ったんだけど。
『ん?もしかして…そこに
隠れてるのって巴姉?』
と…妹にあっさりと…
見つけられてしまったんだけど。