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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第18章 いざ行かん!晴れの国 岡山
これで…旦那さんと…
2人だけの貸し切りクルーズだったら
これ以上…の贅沢は無いだろうなって。
巴は…夕陽を眺めながら
潮風に靡く髪の毛を押さえている
自分の隣の港斗の顔を見つめていた。
空が…赤く染まって行って、
その空の赤が海に反射して。
キラキラと…海面が輝いている。
『凄い…綺麗…ですね…、巴』
「うん……、このままずっと
眺めて居たい…気分だよ…」
『あはは、夕陽は沈んじゃいますよ…。
沈んだ後も…この辺りは…
ちょっとしたマリーナみたいな
雰囲気もあってライトアップも
されますから夜には夜で
海外旅行気分が味わえますよ』
ニコッと…彼が笑顔になると、
ニコニコと嬉しそうに笑っている。
『この…夕陽もですし…、
お部屋からの眺めもですけど…。
僕が…このホテルを選んだ理由は
実は他にもあるんですよ…』
彼がいつも選ぶ、ダブルルームとか
ハリウッドツインじゃないけど
このホテルにした理由が、
他にもあると…旦那さんが言っていて。
『それはお夕飯の後のお楽しみ…ですね』
丁度…ぷちサンセットクルーズから
戻ったら…お夕飯の時間になると
旦那さんが言っていて。
約25分の…乗り合いクルーズから
ホテルの桟橋の所に戻って来る。
他にも…このホテルには
ヨットクルージングが出来たり
カモメやウミネコにエサやりが
出来たりとか黒島のビーチ散策とか
ヴィーナスロード以外にも
色々とアクテビティがあるみたい。
何なんだろう??お楽しみって。
桟橋からリゾート感のあるプールが
日が暮れてライトアップされている横を
歩いていると…レストランで
食事をしている人達が見えて。
ロイヤルブルーと白のクロスを
重ねてセットされた丸テーブルが
レストランの中には並んでいて。
『あそこで今から夕飯ですよ…』
おトイレを済ませてから
レストランの入り口に行くと、
お店の中のテーブル席と
外のテラスのテーブル席と
どっちのテーブルが良いかと
希望を聞かれて。
今日は10月と言えど…
日中は25度を超える夏日だったけど。
日が暮れた事もあって若干
昼日中よりは…気温は下がっているけど。