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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第24章 ハッピーハロウィン

『大和はねぇ…これ…』

そう言って見せてくれたのが
服の上からずぼっと
着せるだけで完成する
かぼちゃの着ぐるみみたいなやつで。

カーテンレールに設置した
タペストリーの前で
妹たちの写真を撮ったりしてたら。

葵ちゃんと小林君も来て
メンバーが揃った感じで。

2人が着替えてる間に
ピザを出して切り分けて置いた。

葵ちゃんはスカートが
紫色の蜘蛛の巣柄で
上は黒のシンプルな長袖が
ウエストの所で切り替わっている
ハロウィンドレスに。
コウモリの羽を背負っていて、
頭にはコウモリが沢山飛んでる
カチューシャをしていて。
頬にコウモリのシールを貼っている。

『葵ちゃんめっちゃ可愛いっ』

「似合ってる可愛いっ」

『そっ、そうですか?
こう…ハロウィンパーティーに
お呼ばれするのって初めてで
何を着たら良いのか
わからなかったんですけどぉ
そう言って貰えて嬉しいですぅ~』

小林君はどんな感じなのかなと
思っていたら、ペスト医者の
恰好で出て来て。大和が
ビックリしちゃったから
すぐにあのペスト医者である
あのカラスみたいなマスクを
取っちゃったから…
普通の…真っ黒のローブに
なっちゃったんだけど。

乾杯をして、ハロウィンパーティーを
始めたんだけど…。とは言っても
子供は大和だけだから、
大和が集まっている大人に
トリックオアトリートをして
お菓子を貰う…会みたいになったんだけど。

妹は授乳中だから、ノンアルで。
私達はお酒を飲ませて貰って。
妹は残業した後に旦那さんの
孝明さんが迎えに来てくれたので
20時位には帰っちゃったんだけど。

そこから先は…大人だけになったので、
お部屋を暗くして……お酒飲みながら
怖い系の動画を見たりして。
大人のハロウィンパーティーをして。

泊って行く?って聞いたんだけど
電車で帰りますと言うので
22時すぎにうちでした
ハロウィンパーティーはお開きになった。

飾りつけはまた…明日から
ゆっくり片付けるとして。
ホットプレートを片付けたりして。

『巴~っ、2人きりですし。
夫婦のハロウィンパーティーを
今からしたいんですけど…』

と…旦那さんが言って来て。


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