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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第29章 ヴィラ サントリーニ

フロントでチェックインの時に
貰った紙に書かれていた
今日の日の出の時刻は
『6:27』分だったから。
いつも通りに6時に起きても
準備は十分に間に合う。
とりあえず…服だけ着れば
洗面とかはその後でも言い訳だし、
ここに泊ってる人の中で
日の出を外で観ようって
思ってる人とぐらいしか…
多分出会ったりもしないだろうし。
しばらくの間裸で抱き合ったまま
イチャイチャして過ごして、
シャワーを浴びてパジャマを
ベッドの所に置いたままだったので
タオルを巻いて戻って来て
パジャマを着直して。
さっき起きた時に沸かして置いた
お白湯を旦那さんと一緒に飲んで。
一緒にベッドに入って
おやすみなさいのキスをして貰って
高知県での最後の夜の眠りについた。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
2024年11月4日
1日に…香川県に前乗りして始まった
モネの庭のライトアップを観に行くのを
目的に決まった高知旅行も、
いよいよ最終日の朝を迎えた。
何だかんだと…言って毎月の様に
どこかへは行ってるから
来月はクリスマスだし…
旦那さんはきっとこっそりと
私に内緒でクリスマスの計画を
建ててくれているに違いないんだけど。
その日の朝は、いつも通りの時間に
アラームで起きて。まだちょっと
日の出の時間には余裕があるから
私が支度を整えている間に
旦那さんはティファールの
ポットでお湯を沸かして
コーヒーを淹れる用意をしていて。
化粧は…慌てなくていいと
旦那さんが言うので……
歯磨きをして顔だけ洗って
日焼け止めだけ塗ったんだけど。
旦那さんがコーヒーを淹れてくれていて
美味しく…コーヒーを頂いて。
ヴィラ サントリーニの
プールサイドのテラスの所から
旦那さんと一緒に日の出を眺めた。
私達がプールサイドに来た時には
3組のカップルかご夫婦が居て。
新館からは自分達のお部屋から
日の出を見ることが出来るので
多分あの部屋の人達は来ませんよと
旦那さんが言っていた通りに
そんなに…多くの人に出会う事もなく
綺麗な朝日を見ることが出来て。
お部屋に戻って来てお化粧をして、
朝食の会場であるフロントの
お隣にあるレストランへ向かう。

