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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第30章 桂浜観光

「と言うか、あっち賑やかだね
何かイベントでもやってるのかな?」

コツメカワウソが居る
向こう側の辺りのエリアに
人が集まっているみたいで。
キャーキャーと若い女性の
黄色い声が聞こえてくる。

『あ、…これも…この水族館
ならではの人気の理由ですよ。
ハマスイには会えるアイドルが
居るって有名らしいんで』

会えるアイドルと言うと、
地下アイドル的ないイメージがあるけど。
ハマスイの会えるアイドルは
アシカとか、トドでも…カピバラや
ペンギンでもないのだそうで。

若い女性のグループに囲まれていて
何やら記念撮影をしてるみたいで、
有名人でも居たのかって
そんな感じになってたんだけど。

その若い女性数人のグループに
取り囲まれて写真を一緒に
撮っていたのは…若い20代の
男性の……飼育員さん……みたいで。

『この桂浜水族館には、
イケメンの飼育員さんが居るって
なんか飼育員さんの…トリセツって
飼育員さんにフォーカスした
本とかも出版されてるらしいですよ?』

その飼育員さんは…爽やかな
笑顔が印象的な穏やかそうな
イケメンの男性だったんだけど。

あの…スタッフの人が
名物のイケメン飼育員さん
なのかなって思ってたら。

港斗君が言うには、お客さんには
生き物じゃなくて飼育員さんを
お目当てに来館する人も居るらしく。
ファンクラブを持っている飼育員さんも
いるのだとかで。

「でも…、さっきの飼育員さんは
確かにイケメンさんだったけど。
私の旦那さんの方が…、
イケメンだと思うんだけど…」

『あははははッ、可愛い
僕の奥さんにそう言って貰えて
僕は…、幸せ者ですよ…』

「いや、お世辞とか…じゃなくて…」

彼を知ってる人には、港斗君が
旦那さんで羨ましいとか
普通に素直な感想で言われるんだけど。

「港斗が…ここの飼育員さんだったら、
ファンクラブとか…きっと出来てるよ」

『ああ、でも…僕も昔は
王子動物園の飼育員に
なりたいとか。スマスイの
飼育員になりたいとかって
そんな風に思いましたよ…。
ああ、そうそう、桂浜水族館で
もうひとつ大事な事を忘れてました』

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