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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第32章 日本最古の遊園地

『巴、夜もジェットコースター
ライトアップされて乗れるみたいですよ
後で、乗りましょうよ』

港斗君は、ジェットコースターに
乗りたそうにしていたんだけど。
小林君はきっともう…絶叫系は
お腹いっぱいだろうなって感じだったので。

「……私から3人に
提案したい事があるんだけど…」

と…、3人に話を切り出したんだけど。
ライトアップの時間になったら
それぞれ別行動にしたらどうかなって。
そうしたら、港斗君はジェットコースター
楽しめるし、小林君は葵ちゃんと
ゆっくりイルミネーション見れるかなって。

『そうですね、そうしましょうか?
巴姉サンがそれで良いんだったら
私も、それがいいと思います』

そう私と、葵ちゃんが言うと
こっちからそう切り出したのが
意外だと言う顔を2人がしていて。

『そうですね、今日は車じゃなくて
電車ですし、ここで一旦
解散して、この後は自由行動
自由解散にしましょうか?』

『じゃあ、…今日はお疲れ様でした』

『今日は沢山アトラクションに
乗れて楽しかったです…』

そう言って2人は
観覧車に乗りに行くつもりなのか
観覧車のある方へ歩き出したので。

葵と小林を手を振って見送って。

『さ、巴、僕達はエルフに
乗りに行きましょうよ…』

「うん、わかった。
じゃあね、ふたりとも。
今日は誘ってくれてありがとう」

さっきまで居た場所から
エルフまでは途中まで同じ方向なので
坂の手前で2人とは別れて
木製コースターエルフの乗り場を
港斗君と一緒に目指した。


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