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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第4章 私の37回目のお誕生日
『僕達は、お昼してから
オルカショー観ましょうね?巴』
やっぱり…、
ここの売りでもあるだけあって。
オルカショー人気なんだなぁと
ショーが始まるのが30からなのに
客席がかなり埋まっていたから。
『バイキング、80分制で
11時20分からなんで。
丁度…ショーの最中の様子を
下から見る感じ…に…なりますね』
丁度…今が…もうちょっとで
11時10分になる位で。
予約時間までに来ないと
予約がキャンセルになるらしいから
早めに来たんでと…彼が言っていて。
入口の所で名前を伝えると、
プレミアムシートを彼が
予約してくれていたので、
水槽の真ん前の特等席に
案内をして貰った。
「見てッ…見て、凄いっ
オルカ…が、目の前泳いでるよッ…」
『オルカショーと、オルカを
見ながら食事が食べられる
ここが、リニューアル後の
須磨シーのウリでしたからね…。
ここで食べてみたいとは思ってたんで』
目の前で見るオルカは
かなり大きくて。迫力がある。
動きが早いから…
ジンベエザメよりは小さいけど
あの色合いとスピードで
海の王者と言われる貫禄がある。
ビュッフェだから、自分で
取りに行かないと食べれないんだけど
写真撮るのに忙しくて、
しばらく…テーブルから動けなかった。
このビュッフェレストランは、
地元の兵庫県の食材を使った
地産地消がテーマになっていて。
ライブキッチンもあるので
目の前で調理して貰った料理も
楽しむ事が出来る。
六甲マッシュルームと
秋サケのフェットチーネ。
兵庫県産牛のローストビーフ。
神戸ポークの焼きビーフン。
但馬鳥のピラフ。
ポトフやマリネに使ってある
お野菜は★とかお魚の形に
カットしてあって。
ペンギンの形をしたおにぎりとか。
ハリセンボンの形をした、
可愛いお饅頭があったりとかして。
小さい子も、テンションがあがりそう。
このトレーの上に整列してる
ハリセンボンが可愛くて
この姿を写真に納めたい気分だったけど。
食べたい物をお皿に取って
テーブルに戻ると。
港斗君が…お皿に5匹ほど
ハリネズミのお饅頭取って来て居て。