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第40章 神戸空港発９０分＋５０分

『じゃあ…乾杯で』

「か、乾杯…」

お互いのシャンパンのグラスを合わせて、
グラスの中のシャンパンに口を付けた。

コンサートは…今のクリスマスシーズンに
合せた感じの曲目になっていて。

このホテルの雰囲気と合わせて、
豪華で非日常感を…高めてくれる。

『日本って忘れちゃいそうですね…』

「うん…、ホテルも凄い…素敵だし…。
シャンパンも…美味しいし…
なんだか…凄い…贅沢な感じ……」

『あっちのホテルも気になりますし、
また…違う季節に来たいですね…』

イブニングコンサートを愉しんで。
時間は…１８時を過ぎた頃で
これからどうするんだろうと
巴が港斗を見ながら思っていると…。

『さ、優雅なクリスマス気分も
楽しみましたし、。そろそろ
次の場所に行きましょうか…』

お部屋に行くんじゃなくて
またパークの方に戻るみたいで。

お支払いはお部屋付けに出来るので、
おトイレだけ…済ませて。
ホテルヨーロッパを後にした。


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