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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第49章 2024年の年の瀬

層洗浄のコースが2つあって
短い方の3時間の方でスタートさせて
旦那さんが家を出る時に、
11時間の方でスタートして
家を出れば良くないですか?って
そんな風に言ってたんだけど、
そっちは…まぁ今から3時間でするから。
年明けてからうちの実家に
泊まる時にでも…11時間の方で
層洗浄しようかなぁって考えてる。
後は…洗濯機さんにお任せになるから
私はその間に昨日やり残していた
キッチンの食器を全部出して
食器棚の拭き掃除をして
また食器を整理して棚に戻して。
リビングと寝室の
空気清浄機を綺麗にして、
洗面台も綺麗に掃除していたら
なんか割といい時間になっていて。
お昼は…一人だし適当に
済ませようかなぁって思ってたら
年末で帰って来てる子から
ランチでも行かない?って
お誘いのLINEが来たから
一緒に駅前でランチをする事になった。
『巴、久しぶり~。あれ?
なんかちょっと雰囲気変わった?』
「え?そ、そうかなぁ?…」
『変わった変わった、幸せって
オーラが全身から出てるもん』
その子は…小学中学高校と
一緒だった子で、こうして
大人になってからもたまに会っては
飲みに行ったりランチに行ったりとか
したりとかしてるんだけど…。
『そっかそっか、巴もついに結婚かぁ…』
付き合いが古くて長い子だし
招待状も送ってあるし
垂水は出てるけど神戸市内に
今も住んでいる子なので
結婚式にも来てくれる事になっていて。
快く余興も引き受けてくれた
私の友人の中の一人。
もう…この子は…6年ほど前に
結婚して今は2児の母になっている。
子供さんもそれなりに大きくなってるので
当日は実家に預けて来ると言っていて。
『でも…びっくりしたんだよ…、
あのずっと付き合ってた人いたじゃん?
結婚するって連絡聞いた時、
ああ遂に観念してくれたんだ~って
思ってたら年下のイケメンだって
他の子から聞いて驚いたんだってば…』
と…雄介さんと…別れたことは…
私もかなり落ち込んでいたから
友達関係には…言ってなかったから。
港斗君の事は知ってる子と
知ってない子が居たりするんだけど。

