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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第50章 コーラルスイートヴィラアワジ

妹は妹で……どこかのお家で
お布団を敷いてある写真を送って来て。

妹たち一家は…今日は
旦那さんのご実家に
泊まる事になっているみたいで。

妹と…色々やり取りをしてたら
日付が変わってから大分経ってて
眠たくなって来たので。
旦那さんが戻るまでの間…
ちょっとベッドで横になる事にした。

ベッドに横になって…
しばらくスマホを見ていたら、
そのまま寝てしまっていたみたいで。
顔の上に持っていたスマホが落ちて来て。

「…痛っ…、あ…、寝ちゃてた…。
港斗は…まだ…か…、ちょっと
ちょっとだけ…このまま…寝ちゃお…」

寝落ちしてしまってたので、
旦那さんが戻って来るまで
寝る事にして、LINEに
帰って来たら起こしてとLINEして。

戻って来る間仮眠を取る事にした。


ーーー
ーー


寝ると…決めてから、
寝てしまうまでは…時間は掛からなくて。

私はすぐに眠ってしまっていた。

『…――?…もえ、巴?』

私を呼ぶ声が聞こえて…、
自分の隣に人の気配とぬくもりを感じて。

港斗君が戻って来たのが…分かって、
眠たい目を…ゴシゴシしながら起きた。

「み…港…斗…?戻ったの?」

『はい、すいません…。
すぐに抜けて来ようと思ったんですけど。
抜けてキッチンで水飲もうとしてたら
バッタリ…紫苑の婚約者の人と
一緒に…なって…話してたら
遅くなってました、すいません…』

「紫苑さんの…婚約者……」

段々ぼーーっと半分夢の国に
居た頭がこっちに戻って来て。
寝ていた身体をベッドの上で起こした。

「稲垣さんって人?」

『その…疑問…だったんですよ、
あの……なんか…問題行動だらけの
紫苑が結婚するって…言うのが…』

あの…大人の男子会みたいな
ちょっとした飲みの席から
離席した後に、偶然出会った
稲垣さんとした話を彼が話してくれて。

親の目ある所では、いい子をしていた
紫苑が…親元を離れて監視の
無い環境…港斗君の家で…
一緒に暮す様になった途端に
急に性的な衝動を抑える
リミッターが外れたみたいになって。

派手に…色んな男性との
節操のない行為を好む様になり
男から男を渡り歩く様になって。

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