この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第51章 2024年大晦日

『えっと…これで…良いですか?』
「うん、大丈夫…ありがとう。
じゃあ、鯛に塩を振りかけてくれる?」
塩はキッチンに用意されてたので
奏多君に塩を振って貰った。
お塩まみれになった鯛を
しばらく放置して
臭みと余分な水分を出す。
一緒に炊くお米も洗って貰って
吸水させて置く。
その間に…料理酒と
昆布が欲しかったので
近所のスーパーに一緒に買いに行って。
お鍋にお湯を沸かして
まな板の上に鯛を移動させて
鯛にキッチンペーパーを被せて
熱湯を表面に掛けて
表面を湯引きする。
こうする事でさっきの塩と
臭みを洗い流して残ってる鱗が
浮いて取りやすくなるので。
湯引きした鯛を氷水に晒して
顔の辺りとかに…どうしても
残ってしまう鱗を綺麗に取って行く。
私がこれをしている間に
奏多君に調味料を測って貰って。
出汁にする昆布をカットして貰う。
その後は…水分を綺麗に拭いて
グリルで軽く表面を焼く。
焦がさない様に焼き過ぎない程度に
軽くだけ両面を焼いたら
炊飯器にお米と分量から
調味料を差し引いた量のお水。
それからお醤油と調理酒と
出汁用の昆布をいれて
上から鯛を乗せて炊飯器をスタートする。
ここまで出来れば炊きあがりまでは
自由時間になるので、一緒に
後片付けをして屋上に戻った。
屋上に行くと、乾杯しましょうよ
アルコールも色々ありますよと
彼が言って声を掛けてくれて。
淡路島のクラフトビールを
頂く事にして、私がさっきは
キッチンに行ってていなかったから
また私の為に乾杯をして貰って。
焼き上がった大アサリを
どうぞとお皿に取ってくれて。
鮑は焼いてる分もあるけど、
フライングでお刺身に
なっている分もあるからと
食べる用に勧めて貰って。
同じくフライングで
お刺身になっている
伊勢海老も一緒に頂きながら
美味しく…ビールを飲ませて貰って。
淡路島の美味しい物の
バーベキューを話をしながら
お酒を飲みながら頂いて。
ある程度…落ち着いて来た頃に
炊飯器の鯛めしが炊きあがって。
上にも簡単なキッチンがあったから
まずは…このお姿の状態を
見て貰ってから身を解そうと思って。

