パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 Voice

「はい、そうです」

「ねえ、何かって何？」

「はは。それはご経験された時のお楽しみに」

「なるほどね。写真撮ってもらおうかな。ぼかしとか入れてくれるよね…？」

「たぶん大丈夫ですよ。目隠しの方がSMっぽくないですか？」

「うわぁ、真衣ちゃん、エッチ」

「へへへ」

「じゃあ、ありがとう。小説楽しみにしてるね。頑張ってね！」

————中野さんは去り際、両こぶしを握ってファイティングポーズを私に見せて、仕事に戻っていった。あっ！プランを立てるのに精一杯で、サイトにアップされた写真見てない…。

真衣は家に着くと、ラップトップを広げ、KENのサイト「KEN’S GALLERY」を開いた。