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天狐あやかし秘譚
第101章 純粋一途(じゅんすいいちず)
☆☆☆
このようにダリ様にお仕えして、あっという間に十数年の時が過ぎ去った。

その頃の私は、ダリ様の夜伽も務めるようになっていた。夜伽と言っても、人間のそれと全く同じではない。私たち妖狐にとってそれは、妖力を補うための儀式のようなものだった。ダリ様に長く仕えた私は、大きく成長を遂げ、妖狐としての階級も一番低級な『野狐』から『地狐』に上がっていた。地狐となった私の力は、ダリ様のお相手を務めるに十分なほどに成熟していたのである。

夜になると、ダリ様が私を床にお呼びになる。
その頃の私は、数えで十六ほどの娘の姿をしていた。

床に招かれると一度伏し、着物を開ける。
白くたわわな果実がやわやわとこぼれると、それの先端の桃色の蕾をダリ様が熱い口内に含み、慈しむように舌で転がしてくる。それだけで私の身体には雷が走ったようになり、首をのけぞらせて、その心地よさにうっとりとしてしまう。

私ばかりが心地よくなってはいけないと思うので、私もダリ様の首に手を回し、ゆっくりと抱きしめていく。そのまま舌を伸ばし、その胸や首筋、唇を丁寧に舐めあげていく。そして、顔を下ろし、お腹に、ついで足の付け根にと優しく口づけをしていく。背中に手を回して、横になっていただくと、いよいよ、その最もお力が強い部分に舌を這わせていくときとなる。

そもそもダリ様のたくましい体に触れられるのは私にとって嬉しいことなのであるが、この部分・・・ダリ様のマラに口づけをする瞬間はいつも背筋が震えるほどの至上の喜びを私にもたらしてくれるのだ。

その大きな鈴口を口に含み、愛おしさを込めて舌で優しく撫で上げ、しずしずとと口中に沈めていく。喉奥に太くたくましいそれを受け入れるのは苦しくもあるけれども、ダリ様のものであればそんな苦しさなど露ほども気にならなかった。むしろ、もっと深く飲み込みたいとすら思うくらいだ。

『うう・・・佐那よ・・・佐那』

お名前を呼んでくれる。そうされると、もっと愛おしさが止まらなくなる。ぐちゅぐちゅと喉の奥でダリ様の立派な屹立を締め上げ、顔を上下させるようにして口いっぱいで愛撫する。顔にかかる髪を必死にかきあげながら、頬を染めて一心にご奉仕しているこの時間は、私の生きる中で最良の時のひとつだった。
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