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天狐あやかし秘譚
第11章 【第4話 女怪】福善禍淫(ふくぜんかいん)

「はーい!みなさーん。ちゅうもっく!」
関西弁のイントネーションのふざけた声が刑事課の執務室の扉の方から聞こえた。誰かが入ってきたみたいだ。警察官の何人かがそっちを向く。
入り口から、やたら派手なシャツを着た、糸目の男が入ってきた。
「はいはーい!その人らの処遇ですが・・・わてら宮内庁が預からせてもらいます。これ、正式な大臣の委任状ね!署長はんも納得してくれてますからね・・・。はーい!みなさん、物騒なもんは、しもーてくださいな」
そして、その男はこっちを向く。さっきとは打って変わって、私達にだけわかるように、気迫のこもった顔を向けてくる。
「そちらはんは・・・妙な動きせんでくれださいね?ここら一体、更地にしたくないんで・・・」
宮内庁ってことは・・・あの、妙な陰陽師、御九里の仲間だろうか?
なんか、更に話が大きくなった気がする。
「綾音・・・あいつは術者だ。吹き飛ばして・・・」
「ダメよ」
とにかく、けが人を出したくない。今は大人しくしといて頂戴。ダリ・・・。
私達、人を助けただけなんだから。
無実だって、きっと証明できる・・・と思うんだけどなあ。
だんだん、自分のトラブル体質を自覚して、自信がなくなってきた。
お祓いとか、行ったほうがいいのかもしれない。
関西弁のイントネーションのふざけた声が刑事課の執務室の扉の方から聞こえた。誰かが入ってきたみたいだ。警察官の何人かがそっちを向く。
入り口から、やたら派手なシャツを着た、糸目の男が入ってきた。
「はいはーい!その人らの処遇ですが・・・わてら宮内庁が預からせてもらいます。これ、正式な大臣の委任状ね!署長はんも納得してくれてますからね・・・。はーい!みなさん、物騒なもんは、しもーてくださいな」
そして、その男はこっちを向く。さっきとは打って変わって、私達にだけわかるように、気迫のこもった顔を向けてくる。
「そちらはんは・・・妙な動きせんでくれださいね?ここら一体、更地にしたくないんで・・・」
宮内庁ってことは・・・あの、妙な陰陽師、御九里の仲間だろうか?
なんか、更に話が大きくなった気がする。
「綾音・・・あいつは術者だ。吹き飛ばして・・・」
「ダメよ」
とにかく、けが人を出したくない。今は大人しくしといて頂戴。ダリ・・・。
私達、人を助けただけなんだから。
無実だって、きっと証明できる・・・と思うんだけどなあ。
だんだん、自分のトラブル体質を自覚して、自信がなくなってきた。
お祓いとか、行ったほうがいいのかもしれない。

