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天狐あやかし秘譚
第37章 【第10話 疱瘡神】病入膏肓(びょうにゅうこうこう)

檻から手を出し浴衣の中に手を差し入れると、ブリーフの上から設楽の大きく膨らんだ性器を弄ってくる。そのひんやり冷たくて細い手がくねくねと淫靡に陰茎を這い回る様に、設楽はあっという間に腰砕けになりそうになる。
「ああ・・もう、助けて・・・助けて・・・お願い・・・おちんぽ・・・せーし・・・ちょうらい・・・もう・・・ダメ!私・・・我慢・・・できないよぉ!」
助けを・・・求めている?
この時、設楽は官能に翻弄され、すでに正常な判断能力を失っていた。助けを求めているのなら助けなきゃ、視野狭窄的にその思いに囚われていた。
術を・・・。
手にかけた木の牢。その金具の金気を媒介に術を発動する。
「ぬばたまの くろがねのうち 断つくしびあれ
真金なる するどき太刀や とくあらめやも 」
しゅん、と軽い音がしたかと思うと、まるで鋭い刀で切り取ったかのように円形に座敷牢の木枠が切り取られた。
女は軽い悲鳴を上げたが、すぐに設楽に抱きつき、その褥に引き込んでいった。
「はやく・・・はやく・・・」
女が首にかじりつき、吸い付くように唇に奪う。
「あむ・・・ちゅぶ・・・はあ・・・ぶちゅう・・・」
脳にまで響くほどの淫猥な唾液の音を立てて唇を吸い上げる。瞬く間に設楽の足はがくがくと震えだし、そのまま薄い布団に押し倒されてしまった。地下は冷えていたが、そんなこと気にならないほど身体は燃え上がっていた。女が唇から首筋を舐め、浴衣の胸襟を開けて乳首に吸い付く。
貪るようなキスで唾液まみれにされ、未経験の快感に設楽の身体は打ち震えた。あっという間に下腹部に到達した唇はいつの間にか下着を脱がされ隆々と屹立した設楽のペニスを咥え込む。生暖かい口腔内の感触と、ぐねぐねと軟体動物のように亀頭に絡みつく舌先で、びくりびくりと痙攣するように腰がはねてしまっていた。
「じゅぶ・・・ちゅばじゅ・・・ぶ・・ぷは・・あむぅ・・じゅぶ・・・ん・・あはぁ・・・おいひい・・はむぅ・・・」
設楽のペニスから立ち上る男の香気を貪るように卑猥な音を立てて吸い尽くしていく。右手で屹立を支えながら懸命に首を振り、舌を使い、口をすぼめちゅばちゅばとペニスを吸い、転がしながら、左手ではぐちゃぐちゃと自らの陰部を弄り官能を求めている。
「ああ・・もう、助けて・・・助けて・・・お願い・・・おちんぽ・・・せーし・・・ちょうらい・・・もう・・・ダメ!私・・・我慢・・・できないよぉ!」
助けを・・・求めている?
この時、設楽は官能に翻弄され、すでに正常な判断能力を失っていた。助けを求めているのなら助けなきゃ、視野狭窄的にその思いに囚われていた。
術を・・・。
手にかけた木の牢。その金具の金気を媒介に術を発動する。
「ぬばたまの くろがねのうち 断つくしびあれ
真金なる するどき太刀や とくあらめやも 」
しゅん、と軽い音がしたかと思うと、まるで鋭い刀で切り取ったかのように円形に座敷牢の木枠が切り取られた。
女は軽い悲鳴を上げたが、すぐに設楽に抱きつき、その褥に引き込んでいった。
「はやく・・・はやく・・・」
女が首にかじりつき、吸い付くように唇に奪う。
「あむ・・・ちゅぶ・・・はあ・・・ぶちゅう・・・」
脳にまで響くほどの淫猥な唾液の音を立てて唇を吸い上げる。瞬く間に設楽の足はがくがくと震えだし、そのまま薄い布団に押し倒されてしまった。地下は冷えていたが、そんなこと気にならないほど身体は燃え上がっていた。女が唇から首筋を舐め、浴衣の胸襟を開けて乳首に吸い付く。
貪るようなキスで唾液まみれにされ、未経験の快感に設楽の身体は打ち震えた。あっという間に下腹部に到達した唇はいつの間にか下着を脱がされ隆々と屹立した設楽のペニスを咥え込む。生暖かい口腔内の感触と、ぐねぐねと軟体動物のように亀頭に絡みつく舌先で、びくりびくりと痙攣するように腰がはねてしまっていた。
「じゅぶ・・・ちゅばじゅ・・・ぶ・・ぷは・・あむぅ・・じゅぶ・・・ん・・あはぁ・・・おいひい・・はむぅ・・・」
設楽のペニスから立ち上る男の香気を貪るように卑猥な音を立てて吸い尽くしていく。右手で屹立を支えながら懸命に首を振り、舌を使い、口をすぼめちゅばちゅばとペニスを吸い、転がしながら、左手ではぐちゃぐちゃと自らの陰部を弄り官能を求めている。

