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天狐あやかし秘譚
第38章 応病与薬(おうびょうよやく)
「ふぐう・・ぐううう・・・」

口の中に菜摘ちゃんの唾液がとろとろと入ってくる。溢れ出したそれが口の横からよだれのように流れていく。

「うぐうう!!!」

アソコに違う感覚が走る。何か・・・何かが入ってきたぁ・・・

その何かは私の中を容赦なくかき回してくる。
痛い・・・痛いぃ!!

「親父・・・ダメじゃないか、いきなり二本も指入れちゃ・・なっちゃん痛がってるよ」
言いながら、お兄さんが私の身体を横にした。もちろん、指は中に入ったままだ。ぐねぐねと中で蠢くそれは、気持ち悪いし、中を抉られるような痛みがあった。

「い・・痛いぃ!!」
菜摘ちゃんの唇が外れたことで、叫び声を上げることができた。しかし、叫んだとて責めが終わるわけではなかった。

「菜摘、お尻も責めてやれよ。そうすれば気が散って痛みもなくなるよ」
そ・・・そんな・・・お尻・・・責める?
私が飲み込むより早く、菜摘ちゃんが「うん、分かった」と言うと、私のお尻に顔を埋めるようにしてくる。

「いいっ!!」

お尻の穴にムニムニとした感触。それが、菜摘ちゃんの舌が肛門に入ってきたのだとわかるのにそれほど時間はかからなかった。

前と後ろを一度に責められ、身体の中がどんどん熱くなってきてしまう。
「おお!なっちゃん、感じてきてるみたいだ」
「ここか?なっちゃんの性感帯・・・ほら、ここ、クリクリすると、・・・ビクビクするぞ。中が震えている!」

菜摘ちゃんのお父さんの指がだんだんと私の中の一点を集中してこすり始めているのが分かった。そこを刺激されると、ふわふわとした不思議な感じが身体の中に蓄積されてくるような感じがする。

おかしい!こんなの・・・おかしいよ!

お腹の中がむず痒い感じがして、それが大きな波のように膨らんでくる。
中で動く指の感触が痛みから徐々に・・・徐々に・・・

「んん・・・ぐうう・・や・・やめて・・・やめてやめて!」

怖い・・・怖い・・・なんか、身体が変になる。
お腹の中がぐちゃぐちゃって・・・どんどん・・・変にいぃ!

ぎゅうっと身体が縮こまる感じがして、体の中から何かが溢れそうになる。これが弾けたら・・・どうなっちゃうの!?
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