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天狐あやかし秘譚
第62章 【第15話 黄泉平坂】不知不覚(ふちふかく)

☆☆☆
「ひぃああ!」
カダマシが可奈子の着ていたジャージを無造作に引き裂いた。まるで紙でできているのかと思うほど、それはあっさりと引きちぎられていく。
「いやあ!やあっ!!!」
形ばかりの抵抗をしようとするが、大男のものすごい膂力の前には何をしようが無意味だった。
「お、ちょうどいい具合に芝生があるな」
あらかた服を剥ぎ取ると、カダマシは大きな手で可奈子の頭を鷲掴みにして、居室棟近くにある芝生にぼんと投げ込んだ。
「がはっ!」
Tシャツと下着のみの姿にさせられた可奈子は背中を強く打ち付けられて、一瞬息ができなくなっていた。
「クチナワもああ言ってるし、さっさと済ませようか・・・
って、なんだ・・・お前、なかなかいい女じゃねえか」
そう言うと大きく太い指でゆっくりと可奈子の顎を撫でてきた。そのまま指を首元に下ろすと、Tシャツの襟元に指を引っ掛けて一気にそれを引き裂く。ぷるんと、可奈子の形のよい乳房があらわになってしまった。
「いいいっ・・・や・・・やめて!!」
「へえ・・・意外とおっぱいでけえな・・・。あんたいくつだ?」
カダマシの問に可奈子は涙をにじませ首を振るばかりだった。その表情に嗜虐心を刺激されたのか、カダマシが更に下卑た笑みをにじませる。
「ねえ・・・いくつなのぉ?」
「・・・にじゅう・・・なな・・・です・・・」
「いいねえ!食べ頃だ・・・」
ベロン、と可奈子の頬を舐め上げる。そのあまりの悍ましさに可奈子の背筋に寒気が走った。
「さて・・・犯してやるから・・・な?」
言うや、大男がズボンと下着を一気に下ろす。すでに猛りきった逸物が顕になる。
「い・・・や・・・ぁ・・・」
可奈子も処女ではない。高校生時分に初体験を迎えて後、3人ほどの男性経験がある。しかし、カダマシのペニスのサイズは、これまでにあったどの男のそれよりも巨大だった。
「脱げよ」
声を低めてカダマシが言う。その声には強い殺気が込められていた。視界の端には先ほど腕のたった一振りで弾き飛ばされて動かなくなったままの武田がいる。逆らえばどうなるかは火を見るより明らかだった。
「ひぃああ!」
カダマシが可奈子の着ていたジャージを無造作に引き裂いた。まるで紙でできているのかと思うほど、それはあっさりと引きちぎられていく。
「いやあ!やあっ!!!」
形ばかりの抵抗をしようとするが、大男のものすごい膂力の前には何をしようが無意味だった。
「お、ちょうどいい具合に芝生があるな」
あらかた服を剥ぎ取ると、カダマシは大きな手で可奈子の頭を鷲掴みにして、居室棟近くにある芝生にぼんと投げ込んだ。
「がはっ!」
Tシャツと下着のみの姿にさせられた可奈子は背中を強く打ち付けられて、一瞬息ができなくなっていた。
「クチナワもああ言ってるし、さっさと済ませようか・・・
って、なんだ・・・お前、なかなかいい女じゃねえか」
そう言うと大きく太い指でゆっくりと可奈子の顎を撫でてきた。そのまま指を首元に下ろすと、Tシャツの襟元に指を引っ掛けて一気にそれを引き裂く。ぷるんと、可奈子の形のよい乳房があらわになってしまった。
「いいいっ・・・や・・・やめて!!」
「へえ・・・意外とおっぱいでけえな・・・。あんたいくつだ?」
カダマシの問に可奈子は涙をにじませ首を振るばかりだった。その表情に嗜虐心を刺激されたのか、カダマシが更に下卑た笑みをにじませる。
「ねえ・・・いくつなのぉ?」
「・・・にじゅう・・・なな・・・です・・・」
「いいねえ!食べ頃だ・・・」
ベロン、と可奈子の頬を舐め上げる。そのあまりの悍ましさに可奈子の背筋に寒気が走った。
「さて・・・犯してやるから・・・な?」
言うや、大男がズボンと下着を一気に下ろす。すでに猛りきった逸物が顕になる。
「い・・・や・・・ぁ・・・」
可奈子も処女ではない。高校生時分に初体験を迎えて後、3人ほどの男性経験がある。しかし、カダマシのペニスのサイズは、これまでにあったどの男のそれよりも巨大だった。
「脱げよ」
声を低めてカダマシが言う。その声には強い殺気が込められていた。視界の端には先ほど腕のたった一振りで弾き飛ばされて動かなくなったままの武田がいる。逆らえばどうなるかは火を見るより明らかだった。

