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天狐あやかし秘譚
第64章 竜虎相搏(りゅうこそうはく)
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【竜虎相搏】激しい戦いの様。
めっちゃ強い竜とめっちゃ強い虎が戦っちゃったらなかなか決着つかないわな、みたいな。
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やってきました、石川県。東京駅から北陸新幹線に乗り、たどり着いたのはここ、金沢駅。2022年に竣工したという駅舎は、近代的であり、県庁所在地なんだなあという感じだ。メンバーは指定された通り、相変わらず黒尽くめパンクファッションの御九里、黒のジャケットに白いサマーニットをさり気なく合わせているオシャレさんな九条、多分この中で一番年上(年齢聞けてない・・・)だと思われる日暮さんという女性陰陽師、そして、
私、浦原綾音・・・と当たり前だがダリ、である。

ダリはもちろん、現在イケメン人間モードとなっている。

御九里は御九里で見ようによってはかっこいい(趣味は選ぶだろうが・・・)。
そして、九条なのだが、ダークブラウンのちょっと癖のある長髪に、切れ長の目、おまけに身長も高くスタイルがいい。ダリには及ばないものの、これもまたなかなかのイケメンと言える。
もちろん、ダリは超絶かっこいい。

その一方で、女子はと言うと、日暮さんは両みつあみの丸メガネ、そばかすが多い顔立ち。地の造作が悪いとは決して思わないが、お洋服も飾り気のない白ブラウスに、ジーパン、上に羽織っているカーディガンもよれており、全体的にもっさりとしている。占いや調査に使う機材が詰め込まれているらしいが、持っているリュックもパンパンであり、さらにはガラガラとスーツケースを引いていた。誤解を恐れずに言うと、『研究が好きです!』という感じのリケジョ風(全国のリケジョの皆さんごめんなさい。私の偏見が大分入っています。)である。

私は・・・まあ、改めて言うほどでもないが、普通である。the・普通、超普通。

イケメン3人と普通女子2人・・・年齢も雰囲気もバラバラ。周囲の人はこの集団を一体どう認識するのだろう?とやや心配になるような構図ができあがっていた。

金沢の皆さん、怪しいものではありませんよ!
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