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天狐あやかし秘譚
第65章 主客転倒(しゅかくてんとう)

い・・・いやあ!!
彼は言ったのだ。
『さあ・・・次は後ろだ』
『後ろ』の意味することはひとつである。ヤギョウは崩れ落ちたスクセの腰を持ち上げると、後背位の姿勢で、その陰茎を淫液でヌルヌルに濡れそぼったアナルに押し当てる。
いや!や・・・やめてぇ!
声を発したかも知れないが、それは意味をなさなかった。ヤギョウの行為を止めるには、スクセはあまりに無力であった。獣の如きヤギョウに、スクセの意思の確認をするなどという思いがあろうはずもない。そこにはただただ、その性欲を発散したい、ぶつけ尽くしたいという鬼畜のような欲動が猛るばかりだった。
「いぎぃいやあ!!」
スクセの苦悶と絶頂の入り混じった声が、ヤギョウの『屋敷』に響き渡っていった。
ヤギョウはその無限の精力でスクセを犯し尽くす。穴という穴に精液が注ぎ込まれ、体中に淫猥な匂いが擦り込まれていく。最後には半ば意識を失い、糸の切れた人形のようになったスクセの体をヤギョウは怒張で貫き続け、嬲り続けた。
結局、この日、スクセがヤギョウの『伽』から解放されるのは、ヤギョウの『夕食』時、実に10時間が経過した後だったのである。
彼は言ったのだ。
『さあ・・・次は後ろだ』
『後ろ』の意味することはひとつである。ヤギョウは崩れ落ちたスクセの腰を持ち上げると、後背位の姿勢で、その陰茎を淫液でヌルヌルに濡れそぼったアナルに押し当てる。
いや!や・・・やめてぇ!
声を発したかも知れないが、それは意味をなさなかった。ヤギョウの行為を止めるには、スクセはあまりに無力であった。獣の如きヤギョウに、スクセの意思の確認をするなどという思いがあろうはずもない。そこにはただただ、その性欲を発散したい、ぶつけ尽くしたいという鬼畜のような欲動が猛るばかりだった。
「いぎぃいやあ!!」
スクセの苦悶と絶頂の入り混じった声が、ヤギョウの『屋敷』に響き渡っていった。
ヤギョウはその無限の精力でスクセを犯し尽くす。穴という穴に精液が注ぎ込まれ、体中に淫猥な匂いが擦り込まれていく。最後には半ば意識を失い、糸の切れた人形のようになったスクセの体をヤギョウは怒張で貫き続け、嬲り続けた。
結局、この日、スクセがヤギョウの『伽』から解放されるのは、ヤギョウの『夕食』時、実に10時間が経過した後だったのである。

