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白昼夢
第9章 その後
古川が帰ってからその夜の事だ。
私は古川が無事に帰れたのだろうかと心配になりLINEをした。

「ちゃんと家に着いたのかな?」
「うん、何とか家に着いたよ…」

「良かったわ、今日はとても愉しかった、ありがとうね…」

私は本当に今日は愉しかったのだ。
すると、古川もこう言ってきた。

「俺も、凄く愉しかったよ、ありがとう…」
「良かった…」

そう書くと古川がこう書いてきた。

「あのね、真理子さんと付き合う件だけどね…」
「うん、なに?」

「俺、アヌスセックスが好きなんだ…」

私はこれを読んでやはりそうかと感じたのだ。
私はこう書いて返事をした。

「そうだったのね…」
「だから、性癖がお互い違うから付き合うのは考えさせて…」

「分かったわ…」
「また、連絡するから待っててね…」

私はこれを読むと、もう二度と連絡は来ないだろうと思っていた。
このLINEを最後に古川から連絡が来ることはなかった。

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