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第10章 エピローグ

古川と出逢い身体の関係になってから10日余りが過ぎていた。
今日は水曜日だった。

朝の9時に近所にある美容室に電話をしてみる。
カットの予約を取る為だった。

「もしもし…」
「はい、〇〇美容室です…」

「あの、カットの予約を取りたいのですが…」
「ありがとうございます、いつになさいますか？」

「明日、お願いしたいのですが…それと、髪型の相談もしたいのですが…」
「わかりました、では明日の朝9時はどうでしょう？」

「はい、大丈夫です。では、9時に伺います…」
「ありがとうございます、お待ちしております…」

私は翌日の木曜日に予約を取った。
肩まである長い髪をバッサリと切り髪型を変えたかったのだ。

それに、髪型はショートのマッシュボブにしたいと思っていた。

でも、その髪型が自分に似合うかどうか分からず不安に感じていたので美容師に相談したかったのだ。

翌日…。
朝の9時に私は美容室へと向かった。

美容師が出迎えてくれる。

「小林さまですね？」
「はい、小林です…」