この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
先生♡ロリコンになってください♪
第20章 ホントの気持ちのち・・・天女の失踪

☆☆☆
きーん・こーん・かーん・こーん
何があっても、今日ものどかに始業の鐘は鳴る。クラスメートがバラバラと席につき、担任の武内先生を待つ。武内先生は、あの日何があったかを知らないままなので、このまま普通にホームルームが始まり、普通に授業が始まり、普通に愛里沙は武内先生に恋をし、僕はため息をつく。
そんな、いつもの日常が始まる。
あの時、下手に愛里沙の可愛らしい顔を見て、抱きしめて、通じ合った気持ちになったのがいけなかった。知らなければ、こんなに苦しくなんてならなかったのに。
ちょっと知ってしまったがゆえに、僕の心は、前よりも愛里沙を求めて止まないのだ。
はあ・・・。
肘をついて窓の外を見る。秋の高い空。雲一つない晴天は、僕の心とは全く似ていない。こんなにも悲しい気持ちなのに、世界はピカピカと明るいのだ。
だっだっだっだっだっだっだっだっ
誰か、遅刻してきたやつでもいるのかな・・・。廊下を走ると先生に怒られるぞ。
だだだだだだだ!!
ガラ!
「おい!二階堂!紫藤!!ちょっと来い!!」
驚いて見つめた先には、教室の扉を開き、汗だくで肩で息をしている、武内先生がいた。
きーん・こーん・かーん・こーん
何があっても、今日ものどかに始業の鐘は鳴る。クラスメートがバラバラと席につき、担任の武内先生を待つ。武内先生は、あの日何があったかを知らないままなので、このまま普通にホームルームが始まり、普通に授業が始まり、普通に愛里沙は武内先生に恋をし、僕はため息をつく。
そんな、いつもの日常が始まる。
あの時、下手に愛里沙の可愛らしい顔を見て、抱きしめて、通じ合った気持ちになったのがいけなかった。知らなければ、こんなに苦しくなんてならなかったのに。
ちょっと知ってしまったがゆえに、僕の心は、前よりも愛里沙を求めて止まないのだ。
はあ・・・。
肘をついて窓の外を見る。秋の高い空。雲一つない晴天は、僕の心とは全く似ていない。こんなにも悲しい気持ちなのに、世界はピカピカと明るいのだ。
だっだっだっだっだっだっだっだっ
誰か、遅刻してきたやつでもいるのかな・・・。廊下を走ると先生に怒られるぞ。
だだだだだだだ!!
ガラ!
「おい!二階堂!紫藤!!ちょっと来い!!」
驚いて見つめた先には、教室の扉を開き、汗だくで肩で息をしている、武内先生がいた。

