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先生♡ロリコンになってください♪
第21章 天女の失踪のち・・・恋の神様♡

☆☆☆
なんだかんだ言って空港についたのは、11時を回っていた。首都高が少し混んでいたのが原因だった。
ただ、問題はここからだ。
羽田空港は広い。そして、14時40分の便に乗る風見先生が今ここにいる保証もない。いるとしても、居場所がわからない。
困ったな・・・
「じゃあ、飯でも食いに行くか」
「そうしましょ!センセ!」
ん?困っている僕を尻目に楽しそうにレストランの場所を探す二人。なんで?
「だって乗る飛行機分かってんだから、その時間になったら入口に行けば捕まるじゃん。それまでは自由時間っしょ?」
・・・ああ、なるほど。
言われてみればそうだ。探し回る必要はないのだ。
僕は目まぐるしく変わる電光掲示板を見上げる。
そうだ、こうして発着便が一覧になって表示されている以上、『14時40分羽田発、出雲行き』の飛行機の入場が始まりそうになったら手荷物検査の場所に行って張っているのが一番だ。
んんん・・・でも、本当にそれでいいのかな?
見落としはないのかな?
ちらっともう一度電光掲示板を見上げた僕の瞳孔がみるみる広がる。
え・・・うそ・・・ちょ・・・まっ!
「どうした?紫藤?」
僕が固まっているのに気付いた武内先生が、僕の視線を追って掲示板を見上げる。
「・・・おい!大変だ!!」
僕らが見上げた先、そこには『12時00分羽田発、出雲行き 入場開始』の文字があった。
「増発便!!!」
武内先生が出発ロビーに向けて走り出す。次いで愛里沙が慌ててそれを追いかけ、僕もその後を追った。
なんだかんだ言って空港についたのは、11時を回っていた。首都高が少し混んでいたのが原因だった。
ただ、問題はここからだ。
羽田空港は広い。そして、14時40分の便に乗る風見先生が今ここにいる保証もない。いるとしても、居場所がわからない。
困ったな・・・
「じゃあ、飯でも食いに行くか」
「そうしましょ!センセ!」
ん?困っている僕を尻目に楽しそうにレストランの場所を探す二人。なんで?
「だって乗る飛行機分かってんだから、その時間になったら入口に行けば捕まるじゃん。それまでは自由時間っしょ?」
・・・ああ、なるほど。
言われてみればそうだ。探し回る必要はないのだ。
僕は目まぐるしく変わる電光掲示板を見上げる。
そうだ、こうして発着便が一覧になって表示されている以上、『14時40分羽田発、出雲行き』の飛行機の入場が始まりそうになったら手荷物検査の場所に行って張っているのが一番だ。
んんん・・・でも、本当にそれでいいのかな?
見落としはないのかな?
ちらっともう一度電光掲示板を見上げた僕の瞳孔がみるみる広がる。
え・・・うそ・・・ちょ・・・まっ!
「どうした?紫藤?」
僕が固まっているのに気付いた武内先生が、僕の視線を追って掲示板を見上げる。
「・・・おい!大変だ!!」
僕らが見上げた先、そこには『12時00分羽田発、出雲行き 入場開始』の文字があった。
「増発便!!!」
武内先生が出発ロビーに向けて走り出す。次いで愛里沙が慌ててそれを追いかけ、僕もその後を追った。

