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先生♡ロリコンになってください♪
第21章 天女の失踪のち・・・恋の神様♡

☆☆☆
旅立ってしまったと思っていた風見先生が目の前にいる。要は、先ほど先生が『風見先生』と名指ししたのは全くの別人、他人の空似だった、というわけだ。愛しい人、そんな簡単に見間違えるんじゃないよ・・・。
僕らがぎゃーぎゃー「みゆき!」だの「風見先生!」だの叫んでいるのを聞いて、いたたまれなくなって、出てきた、ということだった。
そして、ここでは何だからという風見先生に促されて、続きの話は3階のレストランフロアのカフェですることになった。
武内先生と風見先生が向かい合い、武内先生の隣に愛里沙、風見先生の隣に僕、という困った配置になっていた。
「風見先生!なんで学校を急に辞めたんですか!?」
注文もままならないうちに、ずいと武内先生が詰め寄ると、風見先生は、ややのけぞりながら、面倒そうにいなした。
「もう、私、先生じゃないんだけど・・・」
「そういうことを言ってるのではなく!!」
非常に熱い武内先生と、めちゃめちゃ冷めている風見先生。そして、不機嫌そうに頬を膨らまして明後日の方向を向いて水をちびちび飲んでいる愛里沙。
なかなかに今回も収拾がつかない。
てか、この4人で収拾がついた例があっただろうか?
「だって、私、悪いこといっぱいしちゃったもん。先生なんて、続けられないでしょ?ね?秋良くん♡」
ハートをつけるな、ハートを。
確かに、悪いこと、いっぱいしてましたよね。でも、だからと言って・・・
「だからと言って、急にいなくなることないじゃないですか!」
僕が言いたいことを武内先生が全部言ってくれた。まあ、そういうことだ。なんだかんだいって、パーティーやって、ちょっと仲良くなったかもと思っていたのに。
「・・・から、嫌だったのよ」
そっぽを向いた風見先生が、ぼそっと何かを言ったが、よく聞き取れなかった。
ん?なんだ?と思ったときには、すでに次の言葉が続いていた。
「とにかく、私、実家に帰ることにしたから。家で酒屋継ぐわ」
旅立ってしまったと思っていた風見先生が目の前にいる。要は、先ほど先生が『風見先生』と名指ししたのは全くの別人、他人の空似だった、というわけだ。愛しい人、そんな簡単に見間違えるんじゃないよ・・・。
僕らがぎゃーぎゃー「みゆき!」だの「風見先生!」だの叫んでいるのを聞いて、いたたまれなくなって、出てきた、ということだった。
そして、ここでは何だからという風見先生に促されて、続きの話は3階のレストランフロアのカフェですることになった。
武内先生と風見先生が向かい合い、武内先生の隣に愛里沙、風見先生の隣に僕、という困った配置になっていた。
「風見先生!なんで学校を急に辞めたんですか!?」
注文もままならないうちに、ずいと武内先生が詰め寄ると、風見先生は、ややのけぞりながら、面倒そうにいなした。
「もう、私、先生じゃないんだけど・・・」
「そういうことを言ってるのではなく!!」
非常に熱い武内先生と、めちゃめちゃ冷めている風見先生。そして、不機嫌そうに頬を膨らまして明後日の方向を向いて水をちびちび飲んでいる愛里沙。
なかなかに今回も収拾がつかない。
てか、この4人で収拾がついた例があっただろうか?
「だって、私、悪いこといっぱいしちゃったもん。先生なんて、続けられないでしょ?ね?秋良くん♡」
ハートをつけるな、ハートを。
確かに、悪いこと、いっぱいしてましたよね。でも、だからと言って・・・
「だからと言って、急にいなくなることないじゃないですか!」
僕が言いたいことを武内先生が全部言ってくれた。まあ、そういうことだ。なんだかんだいって、パーティーやって、ちょっと仲良くなったかもと思っていたのに。
「・・・から、嫌だったのよ」
そっぽを向いた風見先生が、ぼそっと何かを言ったが、よく聞き取れなかった。
ん?なんだ?と思ったときには、すでに次の言葉が続いていた。
「とにかく、私、実家に帰ることにしたから。家で酒屋継ぐわ」

