この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
先生♡ロリコンになってください♪
第21章 天女の失踪のち・・・恋の神様♡
ここまで話が進んだところで、注文したコーヒーやら(注:武内先生が注文)、コーラフロート(注:僕が注文)やら、デラックスパフェやら(注:愛里沙が注文)、生ビールやら(注:風見先生が注文)が来た。

風見先生が豪快にビールを呷る。

「そ・・・それにしたって、一言くらい言ってくれたって・・・。」
武内先生はなおも食い下がる。そんなに、好きだったんですね、風見先生のこと。
武内先生の隣の愛里沙がパフェを頬張りながらもジトッと風見先生を見つめ、殺気を放ち始めているのが大変気になる。それに加えて、大人同士の恋路の場面に遭遇しているような気がして、僕はなんとなく居心地の悪さを感じていた。

ああ・・・ここから離れたい・・・。

「なんで、あんたにそんなこと言わなきゃいけないのよ」
風見先生がついにNGワードを吐く。

ピシっと空気がひび割れた・・・気がしたのはきっと僕だけだろう。

目の前の愛里沙が手を震わせる。グニャリ、と長いスプーンがその手の中でひしゃげた。

ひいいい!

「もっぺん言ってみろ・・・」
地獄の底から響くような声が愛里沙の口から漏れる。
「あ・・・愛里沙・・・?」

彼女の身体がカタカタと体が震えている。うつむいた顔に前髪がかかり、異様な雰囲気を更に増強させていた。

「あ?」

こっちも負けていない。風見先生も半眼で柄の悪く問い返す。
まずい・・・このパターン、非常にまずい・・・。

一触即発

この四字熟語がこれほど当てはまる場面が僕の人生、これまでにあっただろうか、いやない。

僕は素早く武内先生に目配せをする。武内先生も若干青ざめた表情で神妙にうなずいた。

「あ!そう!そうそう!そうだよね!他人だもんね・・・言う・・・必要ないよね!ははははは」
わざとらしく取り繕う武内先生。そして、悪いことに、自分で言いながら『他人』のところで、わかりやすく傷ついているのが丸わかりだ。・・・正直かよ!

やばい、ここで二人に暴れられたら警察沙汰になりかねない!
武内先生!僕らは今、爆弾処理班なんですよ!しっかりしてください!!

「あ!あ・・・愛里沙さ、空港って色々美味しいスイーツとかあるらしいからさ!」
僕が苦し紛れに吐いたセリフもあまりと言えばあまりだ・・・。もう、なんでもいいから、ごまかされてくれ!
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ